ラーメン業界では一番権威のある講談社主催の『東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー』の大賞を4年連続で受賞した千葉・松戸のラーメン店「中華蕎麦 とみ田」の店主・富田治に約1年以上密着したドキュメンタリー。
他に、東京近郊の個性的な味で評判のラーメン店主たち(神奈川・湯河原の「飯田商店」の飯田将太、東京・巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦」の大西祐貴、東京・有楽町の「谷ラーメン」の谷吉和、東京・築地の「中華そば 井上」の松岡勝治、東京・曙橋の「鯛塩そば 灯花」の高橋登夢、東京・初台の「らぁめん 一福」の石田久美子、東京・曙橋の「中華そば 葉山」の齊藤幸純、東京・笹塚の「福寿」の小林克也)を追っている。
まずはミッキーの恵比寿駅近くの某・有名ラーメン店体験記を。
もう10年ほど前、有名なラーメン店に小一時間ならんでいたところ、店の方が来て「ここらへんで麺がなくなりそうです」とミッキーの付近で言った。
もうここのラーメンしか胃袋が受け付けない状態なので「名古屋からきたんです」と言うと「俺は大阪やぁ」と後ろの中年おじさん。
店の方は「すみませんね」と言ったが「まだダメとはわかりませんよね」と後10人くらいを待っていて、私で終わりだった。「尾張名古屋で終わったか」と中年おじは帰って行った。
味噌ラーメンを注文して食べたが本当に美味しかったのか、お腹がすいていて美味しく感じたのかわからなかった。だがメンマ、チャーシューの歯ごたえは最高だった。
そんな一回だけのうまい店の経験はあるが、
反対にもう閉店したが、渋谷駅構内にあった西島秀俊さん宣伝のインスタントラーメンのラ王のスタンドもよかった。インスタントラーメンも作り方次第で美味しくなるなぁと何回か並んで食べたことがある。
さてこのラーメン・ドキュメンタリー。世界のラーメンヘッズ(ヘッズとはマニアを越えたという意味)に観ていただきたい。
半分以上、千葉・松戸のラーメン店「中華蕎麦 とみ田」の日常と、店主・富田治に迫っていて、普通ならここまで見せない企業秘密の出汁のとりかた、材料の出どころ、作り方をすべて写し撮っている。店員さんには言葉使い一つにも注意をしいる。圧巻は後の掃除で監督さんが「これを毎日やるんですか」と声をかけたら頷いて「ここほど清潔な店はないと思う」と言っていた。
もちろん、映画観終わったらすぐにでも近くの🍜お店に飛び込みたくなるほどだ。今回は東京近辺だったが、ラーメンヘッズ全国版でシリーズ化を企画してほしい❗️