近未来、世界中で異常気象のために、熱波、急激な寒さ、竜巻、ハリケーンなどでたくさんの人がなくなったり、作物の収穫が思うようにならなかったり、そんな天候を意のままにできる宇宙ステーションを開発したジェイク(ジェラルド・バトラー)のおかげで地球は自然災害に襲われることがなくなった。
その後もジェイクは宇宙ステーションの所長として日夜開発を進めてきたが、突然首になってしまった。後任は実の弟マックス(ジム・スタージェス)だった。
日頃から上司に対して自分の意見を曲げなかったり、命令を無視する行動が原因だったが、彼は故郷に戻り自宅で自動車修理などをして細々と暮らしていた。仕事も追われ、妻とは離婚、週末に娘と過ごすのが唯一の救いだった。
そんなある日、宇宙ステーションがウイルス感染して暴走してしまい、世界各地で異常気象を引き起こしてしまう。巨大災害が同時多発的に起きる「ジオストーム」の発生を防ぐため、名指しで指名されて宙ステーションに向かうが……。
異常気象なら先日までいたシドニーも47℃を記録したので他人事ではない。この映像にも写っていたが舗装道路で目玉焼きができる温度らしい。ミッキーは2Dで観たが3Dで観る勇気はない。
砂漠に津波、荒れ野が一瞬に凍りついて立ったまま人が死に、反対に一瞬でからからになって倒れる人もいた。一体何万の人がお亡くなりになったか……などとしんみりしている余裕はなかった。