2017年12月28日

シドニーで映画三昧(4)『Breathe(ブリーズ)』

ここシドニーは果物天国。スイカ、メロン、チェリー、桃、りんご、イチジク、ネクタリン、洋梨、ブルーベリー、ライチ、イチゴ。 全部、大きな冷蔵庫に詰まっている。値段は日本の半値で味は自然な甘みで実は固め。ぶどう、ミカンは季節じゃないらしい。

昨日は牛スジ肉をじっくり煮込んだスープでカレーを作ってくれた。それと玉ねぎの酢漬け、セロリとトマトのサラダ。おデブになって飛行機✈️に乗れなくなったら大変。

そう言えば、✈️飛行機に乗る書類に体重は書くところがない(はず)。もしプロレス軍団やお相撲さんが大挙して乗ってきたら2人分の料金なんだろうか。

🎬『Breathe(ブリーズ)』アンディ・サーキス監督/アメリカ/DENDY CINEMAにて

1930年にイングランドのダービーシャーに生まれたロビン・キャベンディッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)さんは軍隊に入っていたが、その後、紅茶を買いつける仕事についた。そして仕事上で海外に行った時に美しいダイアナさん(クレア・フォイ)に一目惚れの末に結ばれる。

間もなく妊娠と順調 な夫婦だったが、不運にもロビンはポリオに罹り、首から下の全身が麻痺して自力で息をすることさえできなくなった。片時もダイアナさんの介護と呼吸器なしの生活は出来ない状態になってしまう。

『ハクソー・リッジ』で武器を持たない兵士を演じたアンドリュー・ガーフィールドさん。今作では不治の病にもくじけない男をやっている。

車椅子もまともなものなどない時代だから、いろいろ工夫した車椅子に呼吸器を設置したものを妻に押してもらって海岸に行ったり、パーティーを開いたり、圧巻は呼吸器のついた車、そのまま飛行機に乗ってスペインなどを旅行する。そして思いがけないアクシデントも笑いに変えていた。

これが貧乏だったら出来ないことと言ってしまえばおしまいだし、ストーリーの展開も想像つくが、このご夫婦の仲睦まじい様子を見ると辛い病気だけど時々見せる家族の笑顔につられて幸せな気分になった。

☆この作品のプロジューサーはご夫婦の息子さんで、有名プロジューサー(『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス:ザ・ゴールデン・エイジ』)のジョナサン・キャベンディッシュ氏。
posted by ミッキー at 17:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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