🎬『ドクター・エクソシスト』ブラッド・ペイトン監督/アメリカ/86分
ドクター・セス・エンバー(アーロン・エッカート)は悪霊に取り憑かれた人の心に入り込み除霊を行うエクソシスト。過去に妻と娘を悪霊によって殺され自分も車椅子となり、今は妻子の復讐をするためにだけ生きている。
バチカンの手に負えずやってきた11歳の少年キャメロン(ダヴィード・マズーズ)に取り憑いているのは、彼が復讐しようと追い続ける悪霊「マギー」だった。
見応えあり!最後まで緊張感が途切れなかった。
ドクター・エクソシストと題名にあるが、とり憑りつかれた人の心に入りこんで、その人の見えている情景に行き、その人に「今、見えているのは嘘の世界だ」とそこから連れ出すのだが、すぐには信用されるはずもなく、難儀して助けるというストーリー。彼の体力消耗も激しく命懸けの悪魔払い。
彼自身の過去の出来事にも迫っていて、その事柄と関係のある11歳少年(無邪気さと悪魔の顔を的確に表現していた!)を救うために奔走する。
🎬『ゴースト・ブライド』スヴィヤトスラフ・ポドガイエフスキー監督/ロシア/95分
イケメン・写真家のヴァンヤ(ヴィヤチェスラブ・チェブチェンコ)と婚約した女子大生のナスチャ(ヴィクトリア・アガラコヴァ)は幸せいっぱい。2人は結婚式を挙げる為にヴァンヤの実家へと向った。
その家には彼の姉と幼い子供たちも住んでいた。家は手入れはされているが古くて広く、代々写真屋という屋敷は不思議な空気に包まれていた。
ナスチャは死者を甦らせる儀式の夢を見るが……。
『ドクター・エクソシスト』を先に観たので損をした気分。
これを観てからエクソシストを観ればまた違った感想だと思う。(名古屋では109シネマズしかやってないので、2作品並べて上映するなら、ミッキーは『ゴースト・ブライド』を先にするがな)できばえは悪くないし、ストーリーも多少予想できるが『ゲット・アウト』の男女反対版?と言えなくもない。
違うところは、彼は彼女を連れてきたことをとっても後悔していることだ。
『ドクター・エクソシスト』と比べると、大音響で耳触りが良くない、言葉足らずの脚本、女優さんの歯並びが良くなかった。
でもホラー2本続けて観たおかげで元気が湧いてきた!!