2017年11月19日

生誕260年を記念して12月2日公開『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』

🎬『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』ジョン・スティーブンソン監督・脚本/UK、チェコ/103分 /12月2日よりヒューマントラストシネマ 有楽町他にてロードショー公開

1787年、プラハは歌劇「フィガロの結婚」の話題で持ちきりだった。お金持ちのプラハの貴族はモーツァルトを招き、新作オペラを作曲させようと決めた。

招待を受けたモーツァルトは、子どもを病で死なせたばかりで気落ちしていたが、心機一転する意味でもプラハに行こうと決意した。

友人のヨゼファ夫人の屋敷で「フィガロの結婚」の指導と新作の作曲に励んでいたが「フィガロの結婚」のケルビーノ役のソプラノ歌手スザンナと親しくなる。


モーツァルトといえば「神童」で5歳で作曲をしたという話は有名だ。

そして1787年にかの有名な歌劇「フィガロの結婚」をウィーンでもプラハでも大フィーバーしたのは事実で、プラハに招待されてこの地で歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を作曲したのも本当のこと。

しかし、妻子持ち人気作曲家モーツァルト×フィガロの結婚のケルビーノ役ソプラノ歌手(モーフィッド・クラーク)×サロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)の三角関係は想像の物語だ。


ミッキーは映画としてはうんと楽しめたが、ケルビーノ役の女優さんがイマイチケルビーノではなかったことと、歌声も違う(だれが歌っているかはプレス資料に書いてなく、わからなかった)

本来、ケルビーノ役は去勢されたボーイソプラノの設定。

その容姿、歌声は美少年に近い女優さんがいい。

これだけの映画ならそこのところをもう少し考えてほしかった。

☆『ショーシャンクの空に』で主人公が刑務所の放送室でモーツァルトの「フィガロの結婚」の「手紙の二重唱」をかけるシーンがある。是非DVDでお楽しみいただきたい。
posted by ミッキー at 10:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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