2017年11月16日

「スウィングの帝王」ジャンゴ・ラインハルトの生涯 11月25日公開『永遠のジャンゴ』

先日、大阪に行った折に吹田市にある109シネマズ大阪エキスポシティの3D IMAXで『ブレードランナー 2049』を観ようと予定を立てていたが用事が片付かなくて諦めた。

だから今日、109シネマズ名古屋で2Dで観たが、それでも大画面の迫力は凄かった。これを3Dや3D IMAXで観た日にはどんだけのものかと想像もつかなかった。

作品も期待どおりのできで、会場は水をうったような静けさだった。ミッキーはライアン・ゴズリングに見惚れた163分だった。音楽も◎、色調も◎ 未見の方は是非ご覧いただきたい。

🎬『永遠のジャンゴ』エチエンヌ・コマール監督/フランス/117分/11月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次ロードショー公開

1943年、ナチスドイツの支配下のフランス。ロマ出身のギタリストのジャンゴ・ラインハルトは、パリの名門ミュージックホールのステージで見事な演奏で喝采を浴びていた。

アーティストとして活躍するジャンゴだったが、ナチスドイツがロマを迫害しているのを知って怒り悲しむが、自分や家族に危険が及ぼうとしている時、ナチスドイツの上層部が集まる夕食会での演奏を命じられてしまう。

ドイツナチスはユダヤ人だけでなくジプシーの人にも迫害の魔手をのばした。

ジャンゴ・ラインハルトは伴奏楽器に使われていたギターをソロで演奏した先駆けの人で、ジプシー音楽スタイルとアメリカのスウィングを融合させた偉大なミュージシャンだ。

そんな彼でもジプシーという出自のために様々な苦労をする。

ラインハルトを演じるレダ・カテブ!『預言者』でデビューした方で、野性味のある芸術家を演じていた。

ギターはローゼンバーグ・トリオが弾いていて、上品な細かいビブラートが心に響いた。
posted by ミッキー at 21:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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