米中西部カンザス州カンザスシティーの美術館で、巨匠ビンセント・ファン・ゴッホの絵画を顕微鏡で調べていた絵画修復の専門家が、思わぬ「侵入者」を発見した。それはゴッホの絵の中に、128年間も閉じ込められていた1匹のバッタのこと。
バッタを発見したのはネルソン・アトキンス美術館の美術修復員の方で「オリーブの木々」という作品を調べていたところ小さな茶色い虫の死骸を発見した。ゴッホは風の強い日でも戸外で絵を描くことを好んだので、あり得る話だ。
今、公開中の『ゴッホ〜最期の手紙〜』(ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン監督)にぴったりのタイミングなので嬉しくなった。
🎬『人生はシネマティック!』ロネ・シェルフィグ監督/イギリス/117分/11月11日より新宿武蔵野館他にてロードショー公開
第2次世界大戦中のロンドン。コピーライターの秘書として働くカトリン(ジェマ・アータートン)は書いたコピーが評価されて、映画脚本のグループに加わることになった。
映画のテーマは「ダンケルクの戦い」でナチス・ドイツ軍から兵士を救った双子の姉妹の感動実話だが、ベテラン俳優のわがままや政府の意向、軍の検閲などのトラブルが発生したために彼女は何回も脚本を書き直すことになって……。
女性の方、必見作品。
当時は絶対的に男社会だった映画界に双子の女性が活躍するえいをテーマに女性脚本家がいろんな知恵を絞って活躍するストーリー。
この映画を観て国民が元気になるようなものに仕上げるために頑張っているカトリンの給金は男性の半分くらい(2ポンド)で、どこにいってもタバコの煙がもうもう……。そんな中で彼女は「紅茶を飲めば大丈夫 ! 」と明るい。