9月18日(月曜祝日)11時〜4時GGフロアイベント会場 イオン八事店 名古屋地下鉄鶴舞線・名城線「八事」駅 3番出口直結 (入場無料)
映画内容

1948年に故郷を追われて以来、代々シリアに暮らしてきたパレスチナ難民は現在のシリア危機によって更なる避難を余儀なくされた。戦禍を逃れてレバノンにたどり着いた人々は二重の意味で難民となり、パレスチナへ帰郷するという願いは今まで以上に儚い夢となった。
このドキュメンタリーでは、そこから更にヨーロッパへの移住を選択した人たちを含む様々なパレスチナ人へのインタビューから、知られざるパレスチナ難民のおかれた状況を浮き彫りにしている。
◆特別講演会 コリアアニメの世界「アン・ジェフン監督の作品上映会 & Talk」
10/7(土)15:30〜@名古屋韓国学校 参加費 一般 500円
韓国近代文学を代表する3編の短編小説を映画化したオムニバス・アニメーション『そばの花、運のいい日、そして春春』(花コリ2016上映作)から『そばの花の咲く頃』と『春・春』を上映。
アン・ジェフン監督が来場されます。講演後にはミニパーティーも。
名古屋韓国学校⇒http://www.ngo-kangaku.net/school.html
ポスター画像⇒https://twitter.com/cinemakorea/status/904781465929392128
作品詳細⇒http://anikr.com/2016/d.html
韓国近代文学を代表する短編小説から作られたアニメ作品。各作品とも一九二〇〜三〇年代の朝鮮半島を舞台にしている。

そばの花が一面に咲いている村で、賭け事好きな男が自分の仕事に使うロバを酔った勢いで賭けようとする。周りは慌てて「それを売っては商売が出来ないじゃないか、賭け事も出来なくなるんだぞ」と止めさせる。男は酔いが醒めるとロバに泣きながら誤る。
蕎麦の花をじっと見たことがある。葉の付け根に白とか薄いピンクの小さな花がかたまりになって咲いているのだ。その花が太陽の光に当たると目がまぶしくなるほどに真っ白になり、月明かりの下では優しい柔らかな色合いに変わる。その変化がとても丁寧に描かれていて、周りの山々、畑にしっくりと調和していた。

がめつい地主の娘の許婚の男は義父にこき使われている。将来の嫁とは口も聞いていない。「娘が大きくなったら」と言うが娘は縦には伸びず横ばかり広がっていく。いつ結婚できるのだろう、このまま働かせて約束を反古にするのではないかと心配になって直談判するが…。
農村の人々の生き様をユーモアをもって描いていた。ナレーションの声が凛としていて良かった。にくからず思っている二人はお互いに違う方を向き、会話をしていた様子に時代を感じた。
◆「難民映画祭 名古屋」(入場無料 但しネット申し込み 難民映画祭 名古屋で検索)
難民問題を知ってもらおうと、世界中から集めたドラマやドキュメンタリー映画を上映する「国連UNHCR難民映画祭2017」が10月21、22日、名古屋市緑区南大高のイオンシネマ大高で開かれる。映画祭は12回目を迎えるが名古屋での開催は今回が初めて。
上映スケジュール
10月21日(土) 13:00 E. ナイス・ピープル(96分)/16:00 F. シリアからの叫び(111分)/19:00 B. 神は眠るが、我は歌う(86分)
10月22日(日) 13:00 D. とらわれて(70分)/16:00 A. シリアに生まれて(84分)/19:00 C. 私たちが誇るもの(85分)