2017年08月20日

インド映画『裁き』 名古屋に帰りました。

昨日、名古屋に帰りがてら、青春切符残り一枚を目一杯使った。

天気は崩れると予報で聞いたので朝6時半ごろ東京駅から熱海行きに乗った。8時すぎに小田原。青春切符は途中下車できるので8時からやってる「守谷のパン」に行く。小田原駅から2分のお店で、甘食2個 餡パン1個を買う。ここは自分の買うものをスッと言えないと「次のお客さん、決まってる?」と言われて後回しになる。

もう5回ほど来ているからわかっているが初めはびっくりした。ここの一押しは薄い皮の餡パン。ずっしり重いのが特徴。ミッキーは餡パンも好きだが、甘食が大々好き!

10月公開の『74歳のペリカンはパンを売る。』の浅草のペリカンパン屋さんにも行きたかったが、また次回上京の時に行く。

小田原駅からすぐまた熱海行きに乗った。 さあ、ここからが思案のしどころで、伊豆高原に行って2時間ほど風を通すか、やめて名古屋通過して岐阜ロイヤルの『太平洋奇跡の作戦キスカ』を観るか3分ぐらい迷う。

きっと曇り空と思って「通過8割」とふんでいたが、青空で風もいい調子に吹いている。まあ、仕方ないと伊豆急行に乗った。伊東からは青春切符使えないので「伊豆高原駅」で精算する。別荘地まで無料のバスで15分。

鍵をあけたらやはりかび臭い。台所でムカデ、ゴキブリ退治。ミッキーがうるさく言うので案外きれいにしてあった。喫茶店を入れて甘食、桃を食べて30分昼寝。

帰りも無料バスで駅に行って熱海から清水へ。清水の「夢町座」に行く。

ここは清水駅1分半のところで一階は八百屋さん。横の階段をあがったら、毎月1週間だけ名画座を開催している。 8月の上映作品は『グランドフィナーレ』で、8月26日(土)〜9月2日 11:00/15:00/19:00 料金 900円という広告が貼ってあった。清水商店街をぶらぶらして4時すぎに名古屋方面に向かった。

家についたのは9時半。ぬるいお風呂に入ってぐっすり寝た。

☆駅とミッキーの住んでいるマンションの中間点の109シネマズで新作『ベイビー・ドライバー』が9時45分からやっていたけど、バスバスの時間もちょうどいいので止めた。

カチンコ『裁き』チャタニヤ・タームハネー監督・脚本/インド/ユーロスペースにて

下水労働者の死体がマンホールの中で発見され自殺と断定された。しばらくして、民衆の不平不満を訴える言葉を織り込んだ老歌手・カンブレ(ヴィーラ・サーティダール)が逮捕された。

彼の歌の言葉に「下水処理人は自殺しろ」というのがあって、それを言ったせいで自殺したのだと逮捕されたのだ。

若い弁護人ヴォーラー(ヴィヴェーク・ゴームベール)は裏には国の思惑もあると弁護を引き受けるが……。

これは2年前の福岡アジアフォーカス映画祭で観たもの。もう一度観たいと思っていたところに、ちょうどいい時間にユーロスペースで先週やっていた。東京は早く上映されて長くやってくれるので嬉しい。

やはり、2度観て本当に良かった。

『裁き』は題名どおり裁判もの。インドの裁判の進み方、その仕組みだけではなく、裁判長、検察官、弁護士さんの私生活もバランスよく描かれていた。

9月9日公開の是枝裕和監督、福山雅治、役所広司主演の『三度目の殺人』も裁判もので、日本の裁判の進め方にも腑に落ちない点があるようだ。

「世界の裁判・映画祭」などと名打って開催したくなるほどたくさんある裁判ものだが『裁き』はオープニングかクロージング作品ぐらいのレベルだ。

posted by ミッキー at 08:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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