夏休みのとある海辺の町。花火大会をまえに「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか？平べったいのか？」で盛り上がる生徒たち。
典道（声:菅田将暉）が密かに想っている同級生なずな（声:広瀬すず）は母親（声: 松たか子 ）の再婚が決まり転校することになる。
なずなは典道を誘ってこの町から逃げようとするが母親に連れ戻されてしまう。
「もし、あのとき僕が……」と、なずなと町を一緒に出なかった典道は、悔しさから、なずなが海で偶然拾った不思議なガラス玉を投げつけると、なんと母親から連れ戻される前の時間に戻っていた。
何度も何度も繰り返される一日、なずなと典道がたどるのは……。
今日、初日初回朝9時半からTOHOシネマズ渋谷で観た。3人の若いお母さんが7、8人の子どもたちを連れていたので、やかましくなるかなとちょっと心配になった。しかし、最後まで静かにしていてくれた。
70歳のミッキーも胸がキュンとなるアニメだった。声も文句なし。ストーリーは何回も繰り返すが、それも自然の流れで違和感もなかった。
東中野の娘に話すと「前の実写も良かったよ」と教えてくれた。今、実写からアニメ、アニメから実写といろいろ作られているが、この『打ち上げ花火〜』のように時間が相当経ってからというのもいいなと思った。
