2017年08月16日

東京映画三昧デー (4)K's cinemaで 『チャルカ〜未来を紡ぐ糸車〜』

名古屋の映友さんから『ダイ・ビューティフル』の感想が届いていました。パソコンにお名前登録していなかったので、つい見落としてしまいました。🐱さんありがとうございました。まだ上映中なので是非ご覧ください

🐱
これがtrue storyならフィリピンて凄いな…と思った。
沢山のトランスジェンダーがいて
家族と呼べる集団がいて、
彼女達の為のビューティーコンテストが各地で開かれていて。
少なくとも日本よりずっと、彼ら彼女達の存在が認められていて
ずっと生きやすそうだな…と。
何度も、タイじゃなくって、フィリピンなんだよね…?と思って観ていた。

でも、残念ながらtrue storyじゃなかった…
鑑賞後に読んだチラシから、弾圧されたトランスジェンダーの事件があった、が故にこの映画を創ったという監督さんのエピソードが載っていた。こういう映画を創ることで
世間に知らしめていくことも大切だよね…
というと、ただの啓蒙映画のように思えてしまうかもしれないけれど、全然そんなんじゃなくって、  
とてもinterestingだった。

時系があちこちに跳んでいて、
最初はかなり戸惑ったけれど
この手法は、映画として成功したと思う。
何故ならこれはトリシャの伝記のようなお話だから。
「題名」の一日ごとと 
彼女の生涯が交互に出てきて、全く飽きなかった。
家族の迫害、学友のイジメ
世間の蔑み
それでも「生きて」いく。
強い!強い!トリシャに惹かれる。

余談ですが
スッピンの私としては
メイクって、すーごいなぁー。
と、心底思いました。
「きれい」も「力」になり得るんだね!
誰もがみな、人として自分の生き方を尊重されるような世の中でいて欲しいな、と切に願います。

2017.08.08 センチュリーシネマにて鑑賞

🎬『チャルカ〜未来を紡ぐ糸車〜』島田恵監督

北海道の幌延町の高レベル放射性廃棄物の地層処分の技術を研究する施設がある。その隣町で酪農を営む一家。岐阜県の東濃地域の研究施設の概要。地下処分施設のあるフィンランドのオンカロ。さまざまな観点や視点から「核のゴミ」について探っているドキュメンタリー。

『福島 六ヶ所 未来への伝言』の監督さん。この手のドキュメンタリーを観ている方にとっては「復習」で内容に目新しさはない。しかし、初めての方には分かりやすくできているし、編集の力量が伺われた。「勉強」になるドキュメンタリー。

小泉前総理大臣の講演シーンが面白く、人間的魅力も出ていた。それに小泉さんは2011年公開の『100,000年後の安全』のドキュメンタリーを観ているんだと嬉しくなった。

posted by ミッキー at 09:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: