2017年08月02日

カリコレin名古屋で『サイバー・リベンジャー』

1日火曜日の晩にカリコレin名古屋の『サイバー・リベンジャー』を観にスコーレに出かけた。2日続きのスコーレ。

昨日 31日にはなかった尹東柱の詩集が販売されていたので迷わず買った。在日の詩人、金時鐘編訳の「空と風と星と詩」全66篇おさめられていた。

表紙の尹東柱はカン・ハヌルとよく似た眼差しでイ・ジュニク監督さんが彼を起用したことが頷けた。

映画から帰ってすぐに寝たが、夜中に目をさましたので一気に詩集を読んだ。詩集の最後に、訳詩の金時鐘氏が「詩人・尹東柱の記憶を心に蘇らせていくことが、私たちにできる唯一のこと」と書いてあった。


🎬『サイバー・リベンジャー』ジョン・ムーア監督/アメリカ

プライベートのジェット機会社の社長マイク(ピアース・ブロスナン)は、新しい企画のプレゼンの時にトラブルがあって、IT部門の派遣社員エド(ジェームズ・フレッシュビル)にトラブルを即座に解決してもらう。

それがきっかけとなって常雇いにしたり、自宅のパソコンの故障などを直してもらったり、彼はエドに好感を持って短時間に親しい間柄になるが……。

車間距離同様、人間距離も一歩間違うと大変なことだ。エドはマイクの娘とちょっと親しくなってメールで繋がるようになっていて「いま、うちでパーティーやってるけど、ジジババばかりで詰まらない、ちょっと来ない ? 」と娘の誘いにのっていったところ、マイクが出てきて「親せきの集まりだから帰ってくれ」と大人の対応(けんもほろろ)をされてしまう。

アメリカもヨーロッパもパーティーの種類によっては断られるし、第一、主催者の許可が必須。もちろんマイクは娘にも注意している。でも腹がおさまらないエドは逆上。自身のスキルを総動員して、マイクとその家族にサイバー攻撃をかける。

嘘メールで顧客の信用を失い、家中の隠しカメラで娘の恥ずかしい動画が出回り とやりたい放題。でもそれを食い止める「掃除屋」と呼ばれるプロが登場してからグイグイと面白くなるが……名古屋にきているカリコレ4作品は皆80点以上。是非ご覧いただきたい。
posted by ミッキー at 16:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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