2017年07月28日

「詩人」が主人公(2)8月26日公開 『パターソン』

今日は東中野・娘と一緒に多治見市に。娘の知り合いの経営する日帰り天然温泉♨️「天光の湯」に来た。

源泉かけ流しの冷泉に30分浸かり、身体の疲れを出してから、レストランの定食、デザート、コーヒーを食べて、もう一度加温した♨️に入って、休憩室で昼寝……極楽、極楽。

娘に血圧も計ってもらったが異常がない数値らしく安心。(あとは脳の心配だけか💦)

温泉施設はよくあちこち行っているミッキーだが、ここは清潔、源泉、そして食べ物のレベルが高い。値段は豪華定食で1300円だから値打ちだ。

🎬『パターソン』ジム・ジャームッシュ監督/アメリカ/118分/8月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷他にて全国順次ロードショー公開

パターソン(アダム・ドライバー)はニュージャージー州・パターソン市に住むバスの運転手。家族は少女のように夢見がちな妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)とブルドックの愛犬マーヴィン(ネリー)の二人と一匹暮らし。

パターソンのいつも変わりない毎日は、隣で眠る妻におはようのキスをする、目覚めた妻は今日見た夢の話をする。

朝食をとり、缶のランチボックスを持って、家から市バス車庫まで歩く。

帰宅後はローラと夕食、マーヴィンと夜の散歩、ついでに立ち寄るバーで一杯だけビール🍺を飲む。そして、ビールの匂いをかすかに漂わせてローラと一緒に寝る。

同じような毎日の中でパターソンは少しの暇を見つけては、ノートに詩を書き綴る。


この作品の持つ雰囲気が気に入った! 東京と名古屋で二回試写を観たが二回目は部屋の設えや小道具など、いろんな点で二回目の「うま味」を味わえた。そう、まさに味わう映画といえる。

この作品中、詩を通して興味深い二つの出会いの場面がある。その出会いでパターソンの詩作に弾みがかかる。

ミッキーは「誰でもが詩人」になりえるし「詩の材料?」は自分たちの身の回りのあちこちに潜んでいることを感じた。

☆昨日のエミリ・ディキンソンのお名前も会話に出てきた。

☆ブルドッグ名演技犬・本名ネリーは去年のカンヌ映画祭で「パルム・ドッグ賞」を受賞。だが残念なことに受賞前に亡くなった。奥様べったりで、パターソンを格下に見ている表情が忘れられない。







posted by ミッキー at 22:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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