2017年07月23日

「カリコレ」特集 ! 『ウーナ』『コードネーム:ストラットン』『アメリカン・バーニング』『ポンチョに夜明けの風はらませて』

東中野で小さなカフェを発見。もう4回行っている。映画館ポレポレ東中野の隣の隣にある 「ITSUKI」という10人も入れば満員になってしまうほどの小さなカフェだ。経営するお兄様も感じがよくて、親切だ。

是非、ポレポレ東中野にお出かけの時はお立ち寄りいただきたい。
特にアイスコーヒー(450円)は後味が柔らかくてほんのり豆の香りの甘さがあって本当に美味しい。ホット☕️390円と東京ではお安い値段設定だ。

さて今日は今までに観た「カリコレ」作品をまとめてみた。(以前に少し書いたのもある)

★『ウィンター・ドリームー氷の黙示録ー』アメリカ

2307年、約300年先の話で氷に覆われた地球の中で人類とその人類が作ったミュータントの闘いを描いている。外は蒸し暑い日差しだが、映画館の冷えとスクリーンの極寒の相乗効果満点!といいたいところだが、近未来ではない300年先の目新しさはなかった。撮影地はどこだろうか、本物だと思われるオーロラが二回映った。

★『スレンダー 長身の怪人』アメリカ

ニュースを追っていた記者のサラとカメラマンのマイロは銀行に差し押さえられた家の中で、1本のビデオテープを発見。そこに映っていたのは、黒いスーツの男と謎の記号。その家にかつて住んでいた家族を見つけるが、彼らはその黒いスーツの男に監視されていることに気付き……。ホラーでもサスペンスでもない中途半端な作品だった。

★『犯罪の女王』韓国

判事を目指す息子が住む考試院(受験用の下宿)で水道料120万ウォンになったのを知って、一人住まいでこんなにかかるはずがないと考試院に向かった美容院経営のミギョン。彼女はそこで大きな事件が潜んでいるのに気づく……是非是非のオススメ作品。

★『朝日が昇るまで』メキシコ

2016年のSKIPシティDシネマ映画祭の長編コンペティション部門で最優秀作品賞。穏やかな作品だが静かに湧き上がる感動がずっと後をひく見事な作品。気のいいおデブさんを演じるルカ・オルテガさんの本職はドラマー。どおりで指先の演技がただ者ではなかった。

★『アトラクション-制圧-』ロシア

『第9地区』『エリジウム』の制作会社、クリエーターがロシアに集結して誕生したSF超大作。これもオススメ。

★『ウーナ』イギリス、アメリカ、カナダ

ウーナは(13歳ルビー・ストークス◎/もちろん15年後のルーニー・マーラーも◎)13歳の時に隣人で父親の友人でもあったレイ(ベン・メンデルソーン)は、親子ほども歳の離れた2人だったが互いに愛し合っていた。それから15年後のお話し。 誤解とすれ違い、愛の痛みが切ない。オススメ作品。

★『コードネーム:ストラットン』イギリス

英国海兵隊特殊舟艇部隊(通称:SBS)と、最凶の化学兵器でヨーロッパ壊滅を目論むテロリスト集団との壮絶な戦いを描いたアクション・ムービー。主人公ストラットンにドミニク・クーパー。
画像の焦点が当たったところのくっきりと、その周辺のぼやけが最後まで気になった。背景や景色に貼り付けたような画面もあった。

★『アメリカン・バーニング』アメリカ

ベトナム戦争がアメリカ社会に暗い影を落とし始めた1960年代。高校スポーツ選手のスターだったスウィード(ユアン・マクレガー)は父親の事業を受け継ぎ、ミス・コンテストの女王ドーン(ジェニファー・コネリー)は結婚。1人娘メリー(ダコタ・ファニング)にもめぐまれ人も羨む幸せな一家だった。しかしメリーは当時激しかった反戦運動に感化されて近所で起こった「郵便局爆発事件」の後、姿を消してしまう。

ユアン・マクレガーさん!お見事!興味深い時代と加害者になったハイソサエティの家族の崩壊を描いている。娘・ダコタ・ファニングも過激な思想にそまっていく多感な役を繊細に演じていた。

★『ポンチョに夜明けの風はらませて』日本

卒業まであと数日のある日、夢も希望もない高校三年生が3人(太賀、中村蒼、矢本悠馬)と、ひょんなことで仲間になった女の子2人(佐津川愛美、阿部純子)が家の車を持ち出してあてどもなく旅に出る……。

高校生のやりたい放題青春映画と一言で片付けてしまうのはちょっと可哀想だ。一人ひとり「目の前にある」悩みにどう対処していいか気持ちが迷い、ドライブも迷走する。 10月28日より新宿武蔵野館にてロードショー公開



posted by ミッキー at 10:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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