パンデミックにより人類のほとんどがウィルスに感染して凶暴化。残った数少ない健康な人々は安全な壁に囲まれた基地で生活している近未来。
イングランドの田舎町にある軍事基地では、ウイルスに感染しながらも凶暴化せず、人間的思考能力を保つ子供たち「セカンドチルドレン」から、全世界を救うワクチンを開発する研究が進められていた。
その子供たちの中に高い知能を持つ少女メラニー(セニア・ナニュア)が現れるが……。
今日公開で映画の日、1日なのでミッキーが最後の一席だった。
今までにない設定と少女の行動が見もの。
「セカンドチルドレン」はウィルスに感染した妊婦が産んだ子供の中で胎内感染していない数少ない子供ら。人数はその研究所で25人ぐらい。その中でもメラニーはとっても頭がいい。でも好んで食べるものは生肉。人間の生肉が最高の食べ物だと思うが、猫、鳥なども目の色を変えて食いつく。
それも、人前では食べない理性があり、万一、研究員を襲わないように通常は面と手錠がつけられている。
もちろん護られている土地以外は凶暴化したウィルス保菌者はもはや生ける屍で、ぼーっと立っていて音に敏感で血の匂いにも反応する。ゾンビのようだけどゾンビとは別物だ。
セカンドチルドレンからワクチンを作るには「死」を意味することで、それを推し進める女研究員がグレン・クローズさん。メラニーを守る女をジェマ・アータートンが演じている。