2017年06月29日

コッポラ夫人 の実体験か? 7月7日公開『ボンジュール、アン』

朝にいつもいく☕️喫茶店でママと世間話しているとテレビから女の怒鳴り声が聞こえて来た。ヒステリックに毒づいているのだ。「朝から、こんな声聞いたらコーヒー不味くなる、テレビ変えてよ」と言うと、女性議員が無能な秘書に怒っているのを録音されて、今ならどの番組もこれやってると思うよ といって変えてくれたがそこでも同じニュースをやっていた。

テレビはミッキーのいる家が大きく揺れる地震があったら情報収集でつけるが、ほとんど喫茶店のテレビが唯一の情報源。それにしても口汚い言葉だ。映画の中でも聞いたことない罵詈雑言だった。

🎬『ボンジュール、アン』エレノア・コッポラ監督/アメリカ/92分/7月7日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次ロードショー公開

美しくて聡明なアン(ダイアン・レイン)は、長年連れ添った有名映画プロジューサーの夫(アレック・ボールドウィン)とカンヌ映画祭に来ていた。夫婦は映画祭の後で気ままに旅行をするはずだったが、撮影ロケ地の下見で急遽 ブタペストに行くことになった。

耳の持病があって飛行機に乗りたくないアンはパリ友人宅に行くことにした。鉄道でゆっくり行くつもりだったが、夫の仕事仲間の友人(アルノー・ヴィアール)の申し出によって、車でカンヌからパリ向かうことになった。

さっと行ったら7時間ぐらいのドライブのはずだったが……。

エレノアさんはかの偉大なフランシス・フォード・コッポラ監督の奥様。その奥様が自らの体験を基に監督をつとめる。しかし、ただの奥様ではないのはご存知だろう。

『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』などのドキュメンタリーを制作しているから「長編実写作品としては初監督」というわけだ。

探りを入れるような会話、美しい風景、料理、ワイン、山盛り選り取り見取りのチーズの盛り合わせ、何種類ものスィーツ……生唾ゴックンだが、映画は手慣れているが後一歩の隠し味が足りない。そんな薄味作品だった。

☆超有名人の奥様は、旦那様に当たる「世間からの光」の反射で干からびて…という時代は過去のものだとミッキーは思いたい。今は、どんな立場の奥様でも、忙しい毎日の中で「これでいいのか、自分はすべきことがあったのでは」と思いながら旦那様を支えているのだと思う。


posted by ミッキー at 14:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: