2017年06月23日

東京映画三昧デー(3)フランス映画祭始まる ❗️ オープニング作品『ルージュの手紙』(原題:The Midwife)

いよいよオープニングセレモニーが始まった。TOHOシネマズ 日劇の会場には「フランス映画祭2017」の団長を務めるカトリーヌ・ドヌーブさん他、「エル ELLE」の主演女優イザベル・ユペールとポール・バーホーベン監督ら13名が勢ぞろい。

親善大使を務める北野武さんが「遅刻してすみません。会場が豊洲だと思って行ったら築地と言われ、そこも違うと言われてやっとここに着いた」とジョークを飛ばしていた。

🎬『ルージュの手紙』(原題:The Midwife)マルタン・プロヴォ監督/フランス/年末に公開予定

真面目に生きる助産師クレール(カトリーヌ・フロ)は既に亡くなっている父親の元妻ベアトリス(カトリーヌ・ドヌーブ)から突然、電話がかかって来た。彼女は父親の前から30年前に姿を消した女だった。

彼女は重要な話があるので会ってほしいと言う。会いたい人ではないが深刻そうな話ぶりに会うことにしたが……。

30年ぶりに会ったベアトリスは父親の「死」を知らず、その死の理由を聞いて茫然とする。ベアトリスは自分の病が思わしくないために、クレールに中に入ってもらって、父親に会いたいと思っていたのだ。

ベアトリスはヅケヅケと思ったことを言う女で見た目地味なクレールに「あなたのコート、似合わないよ。後ろ姿みたことないんじゃないの」など世話になっているというのに遠慮なしだ。一方、父親を捨てた憎い女だが、見捨てる気持ちにはなれないクレール。

ベアトリスとの暮らし、時々、野菜農園で会う男(オリヴィエ・グルメ)との交際、助産婦さんの仕事、息子の独立などが気負いなく描かれていた。

posted by ミッキー at 17:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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