2017年06月18日

武器を持たない兵士がいた ! 6月24日公開『ハクソー・リッジ』

昨日、イオンシネマ名古屋茶屋に行って新作を2作品観てきたが満足できなかった。 『ケアニン〜あなたでよかった〜』は介護施設の映画でストーリー展開は先が見え見えだった。ミッキーは4カ所の施設を知っているが、こんなにうまくいっているところなどない。

ただ主演の水野久美さんの頭髪が生え際が白髪になっていたのにはハッとさせられた。今までボケ役の女優さんのほとんどは、なぜか生え際も染めていて現実味がなかった。

そして『ドッグ・イート・ドッグ』。

ニコラス・ケイジ、ウィレム・デフォー、クリストファー・マシュー・クックのお3方の怪演がウリだ。なるほど怪演・熱演は万人が認めると思うが後味が苦くて苦くて……、こんな男たちが今まで、刑務所中と言えども「生きていた」のが不思議なくらいだ。利口な女はこんな男たちから逃げていくに決まっている。

🎬『ハクソー・リッジ』メル・ギブソン監督/アメリカ、オーストラリア/139分/6月24日よりTOHOシネマズ スカラ座他にて全国ロードショー公開

第2次世界大戦中、デズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、宗教上の理由から人を殺してはいけないという信念を持っていて、軍隊に入っても衛生兵を志願して、その意思を変えようとしなかった。

彼は軍法会議にかけられるが父(ヒューゴ・ウィーヴィング)、妻(テリーサ・パーマー)の働きかけもあって「武器の携行なし」で戦場に向かうことを許された。

2006年に『アポカリプト』を監督したメル・ギブソン監督。新作は「武器を持たない」兵士の実話を映画化したが、ミッキーはすぐには信じられなかった。

デズモンド自身はいろんな問題が起こることを覚悟の上で志願した兵士で、彼の意志の基になっているのが、キリストの再来を信条とする「セブンスデー・アドベンチスト教会」の教えだった。

彼が戦地で丸腰で立ち向かっていける勇気に敬意を持ったのは当然だが、今こそ「武器」を持たずに戦った彼の行動が必要な時、と痛感した。
posted by ミッキー at 03:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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