2017年06月16日

今日、6月16日公開『バウンティ・ハンターズ』『映画 山田孝之3D』

TOHOシネマズ名古屋ベイシティに🏃やって来た。観るのは中韓合作の『バウンティ・ハンターズ』それとドキュメンタリー『映画山田孝之3D』。でも3Dで高かったら止めようと思ったが1500円だったので2本続けて観た。

🎬『バウンティ・ハンターズ』シン・テラ監督/韓国、中国

国境を越えて賞金稼ぎの仕事をしている男二人(イ・ミンホとウォレス・チョン)は、このところ仕事がなくてアパート代やガソリン代も事欠く始末。

そんなわけで、お金のためにある格闘家の護衛をやっていたが、争い事が起こり間違って雇い主の格闘家を倒してしまった。もちろん首になったがその動画が出回ってしまう。

それを見たある男が「賞金稼ぎ」の仕事を頼むと言って来て……。

イ・ミンホの誕生日に合わせてTOHOシネマズのみで公開されているらしい。大きな開場に80〜100名ほどの観客でほぼ女性ばかりだった。

監督さんは『7級公務員』の方。主演は韓国のイ・ミンホ、香港の人気俳優ウォレス・チョン。お二人とも甲乙つけがたい美男子。あ、古い、イケメン。悪役のホテルオーナーのご子息さんもなかなかの個性的なイケメンで、女の方お二人も美しい。重要な役の方全員が良かった。

ストーリーは勢いがあって最後までたっぷり楽しめた。ミッキーはオチもあったのでもう終わりと思って、劇場を出て同じフロアのトイレに行って、帰りに開いていたドアをのぞいていたら、音楽、字幕が終わる寸前に何か写っていたのでもう一度入ってみたら、オチのオチがあった。映画は最後まで観なきゃと改めて思った。

🎬『映画 山田孝之3D』山下敦弘、松江哲明監督/77分

山田孝之ファンには見逃せないちょっと変わったドキュメンタリー。最初に芦田愛菜さんの挨拶があるが、野太い嫌な声だった。

中央に椅子が置かれ主人公の山田孝之さんが座り心地悪そうに、今からどう始まるのかと不安気な様子。監督さんが質問して彼が言葉を選びながらとつとつと話始める。

いつもと雰囲気が違う。「生」山田孝之だ。これを3Dにしてどうなの?という疑問は最後まで払拭されなかった。

彼の33歳までの中で一番幸せと思ったことは?という質問に、

自分が小学生の時に、あまりうちにいなかった父親がレコードを聴いていて、母親が洗濯ものをたたんでいて、姉二人はどこか行ってていなくて、ぼくと三人が部屋にいる何でもないひとときのことをよく覚えていて、その時の一瞬を幸せと思った

と語っていた。他にもいろいろ家庭の事情をポロポロと話していたが、この時ミッキーは涙がこぼれた。

山田は生家のあった鹿児島県にも赴くが更地になっていた。彼は土の中からタイルを見つけて、うちの玄関のタイルだと泣いていたシーンが一番印象的だった。演技者として興味深い山田孝之さんが「人間・山田孝之」になった一瞬でもあった。
posted by ミッキー at 19:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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