2017年06月14日

ディーン・フジオカに結婚しようと言われたら…6月24日公開『結婚』

「ミッキーさん、変態村をDVDで見た時に付録でついていた短編みた?」と聞かれて、本編だけしかみない私はまた借りてきてもらって20分ぐらいの短篇『ワンダフル・ラブ』を見た。

バッチリ!ツボにはまった! きっとこれから借りてみようと思われる方もいらっしゃると思うのでストーリーは書かないがお宝的な逸品。

DVDにはこれ以外に変態村のメイキングもあって、監督さんのホラー好きがビンビン伝わって来た。メイキングには撮影現場もあって「絶対、村には行くな」と言われたのに覗いてしまった獣姦場面があった。相当難儀して撮ったようだ。これだけでも面白かった。

新作紹介という付録もあって、監督さんの作品ではないが『変態男』が紹介されていた。これが、また懲りもせず ? フランス映画。ネットで調べてみたらめちゃくちゃ「いい」らしい。ので、早速メールして「探して〜」と返信した。

まあそういうわけで(悪趣味として…)今日の紹介作品は「結婚詐欺」がテーマの新作を。

🎬『結婚』西谷真一監督/118分 /6月24日より角川シネマ新宿にて全国ロードショー公開

付き合ってそう時間も経っていないのに、まっすぐ目をみて静かな声で「結婚しよう…」とプロポーズする古海健児(ディーン・フジオカ)。彼の端正な顔立ち、スラリとした身体、知的な会話術、時々孤独な笑みを浮かべるこの男は瞬時に女を虜にする結婚詐欺師。

最近では、ネット小説家と称して大型家具店で働く麻美(中村映里子)にプロポーズして舞い上がらせ、マンションの敷金百万円を出させたらすぐ姿を消した。

そんな手口で引っ掛かった女の一人、るり子(柊子)を相棒にして次々と騙していくが、彼には誰にも秘密にしているが結婚していて、妻(貫地谷しほり)には営業の仕事をしていると言って暮らしていた。

去年の邦画の『後妻業』をおもいだした。大竹しのぶ主演で笑わせてもらったが、女が男を騙すのは「騙される男が悪い」と笑ってられるが、反対となると後の人生の立ち直りに随分時間がかかりそうで笑ってはいられない。

結婚してくれとささやくディーン・フジオカも百万円と少額。あの成りを保つなら1ヶ月でなくなってしまう。現実味が感じられない。

でも映画全体を流れる雰囲気は最高! 特に一番がむしゃらに彼をさがす市役所勤務の穂原鳩子(安藤玉恵)が良かった。


posted by ミッキー at 10:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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