2017年06月11日

名古屋西口シネマスコーレで『女流闘牌伝 aki ーアキー』

あぁ、今池まで『わすれな草』に行ったのにすっかり寝てしまった。監督さん自身がナレーションをしているのだが、声が小さかった。字幕が出るから意味はわかっても画面にメリハリがつかない。といい訳。

認知症の母親は若い時は行動的で知的な女性で、旦那様は数学の大学教授。これからが悠々自適でいろんな計画があったろうに。ご夫婦は「結婚しても愛するのは夫、妻だけではない」とお互いの理解の上で愛人の存在があったが、妻の日記には相手の嫉妬などが綿々と書いてあった。でも妻も愛人がいたからミッキーから見れば勝手がいいのでは ?と感じた。

半分は寝てしまったから偉そうなことは言えない…。

それから一度家に帰って30分昼寝。名古屋駅西口のスコーレへ。キム・ギドク監督作品の『stop』これにはがっかり。先週からやっているのにお客は10人くらい。面白かったらこんなもんじゃないだろう。

で、こんな不満状態では帰れないと思っていたら中村祐太郎監督がスコーレの入り口にいらっしゃった。東京国際やスコーレで数回お会いしていたのでご挨拶して、監督さんの初めての商業映画(今までは自主映画)を観ることにした。

🎬『女流闘牌伝』中村祐太郎監督/85分

麻雀屋で育ち幼い時から父親から教えてもらっていた少女・亜樹(岡本夏美)は15歳の時に家出をする。持ち物はボストンバック一つ。自分の力で生きて行こうと勇んできたが、年齢制限で雇ってもらえなくて、生活の厳しさに負けてしまいそうになる。

年齢を偽って手っ取り早く麻雀屋に入って持ち前の力でお金を稼いで、晩はネットカフェで寝るという生活を送っていたが……。

麻雀のことなど何にもわからないミッキーもうんと楽しめた作品だった。女優さんが3人出てくるがみんな個性的で台詞回しがうまい。勝負のかけひきはとんとわからないが、緊張感は最後の最後まで途切れることがなかった。是非、続編も期待したい。




posted by ミッキー at 23:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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