今年の花コリでは、広島国際アニメーションフェスティバル・グランプリ受賞作『空き部屋』(韓国/チョン・ダヒ監督)、日本を代表するアニメーション作家、山村浩二監督(名古屋出身)の『サティの「パラード」』など、世界の映画祭を席巻する韓国短編26本と、日本・中国・インド・イスラエル・シンガポール・イラン出身監督によるアジアの短編8本を一挙上映。韓国から監督・関係者を招いてのトークも開催いたします。
目玉作『空き部屋』の声優を担当しているのは、ラース・フォン・トリアー監督の新作『The house that Jack built』への出演が決まった俳優ユ・ジテ。彼のしぶい声にもご注目。本作の監督、チョン・ダヒさんは6/5から始まるザグレブ国際アニメーションフェスティバルへ参加すべく、そろそろ韓国を出発している頃です。
その他、今年のザグレブ招待作で、花コリでも上映する作品には、チャン・ナリ監督『父の部屋』、キム・ハケン監督『JungleTaxi』があります。
『空き部屋』予告編 https://vimeo.com/158120311
『父の部屋』予告編 https://vimeo.com/189093212
ゲストとして来日されるホ・ジュンソク監督の『ジオット』は、コマ撮りで動くライオン人形と、実写の男性が××する爆笑作品。
『ジオット』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=aq7I9js670I
「おもしろい!」との噂ばかりが先行していますが、『ちえりとチェリー』の中村誠監督が「無茶苦茶うまい」と絶賛するアニメート技術も要チェック。
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https://twitter.com/Sna72860/status/860818056343203840
ゲストトークでは、ライオン人形のデザイン、制作、コマ撮り風景を写したメイキングも上映します。
山村浩二監督『サティの「パラード」』は、「あいちトリエンナーレ2016」映像プログラムでも一番人気だった作品。ご存じエリック・サティのバレエ音楽「パラード」を超現実的アニメーテッド・バレエとして再現しています。
『サティの「パラード」』
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=xkAoXy7C6dk
その他、アジア短編プログラム「アジア路」では、インドの起源神話を解釈した『イメージをつくる』、エルサレムの日常を批判する風刺映画『WithinThy Walls』、現在の世界情勢を予見するかのような未来都市を描いた『Schirkoa』など、アジアの作家達が現在の世界をどう観ているのかが分かる必見作が勢揃い。
「アジア路」プログラム・コーディネーターのイ・ギョンファさんによるスペシャルトークにもご期待下さい!
『Within Thy Walls』予告編 https://vimeo.com/145721753
『Schirkoa』予告編 https://vimeo.com/170445870
それでは、6/10(土)・6/11(日)両日、愛知芸術文化センターでお待ちしております。