イザベル・ユペールさんに会いたかったけど、公開されたらスクリーンの中でお会いする…と気を取り戻すまで半日かかった。世界で一番「ツン顔」が素敵なユペールさん、去年に引き続き今年も来日予定。日本に来てくれるだけでも大声で「ありがとう」と叫びたい。
🎬『リベンジ・リスト』チャック・ラッセル監督/アメリカ/91分/6月17日よりシネマート新宿他にて全国順次ロードショー公開
失業中の自動車整備士のスタンリー(ジョン・トラボルタ)はカリフォルニアに就職の面接に行って、良い手応えを得て気分良くオハイオの飛行機場に着いた。
出迎えてくれた妻ビビアン(レベッカ・デモーネイ)に就職先がほぼ決まりそうだと嬉しそうに話ながら駐車場に向かっていた。
駐車場に着いた時、1人のヤク中のチンビラ(ルイス・ダ・シルバJr)から小銭をたかられたがきっぱり断ったスタンリー。すると、そばにいた男たち2人と乱闘になって妻は刺され死亡、彼も重傷を負った。
スタンリーは記憶が遠のく中、耳にしたエンジン音で車種が特定できたので、犯人は意外に早く捕まった。しかし、証言の弱さで証拠不十分となり釈放されてしまう。
お久しぶり ? のトラポルダさん。7月に公開するキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:チャプター2』もそうだが、普通の生活をしていたがあることがきっかけで「昔の凄腕殺し屋稼業に舞い戻らずにはいられなかった男」定番の新作。
愛する妻のために悪業をさらりとやめたスタンリーだったが、納得いかん妻の死で洋服ダンスの奥の壁をぶち破って数十年間ぶりに持ち出した銃。でも身体も銃の腕も不安で仕方ない様子。
こうなったら昔の仲間にいろいろ頼むしかないと行動する中年おじさん(設定では結婚している娘がいるから50歳前後)のやることなすこと心配しながらミッキーは観てしまったが、徐々に勘を取り戻すスタンリー。
リベンジに邁進するジョン・トラボルタも頑張ってるが、この映画、悪者役がとっても個性的で憎々しくて、ついついその悪人顏に目が離せなくなった。特に顔にハエのイレズミをしているルイス・ダ・シルバJrに釘付け。ネットで写真を見たが、窪塚洋介のような雰囲気のある方で、手の甲までイレズミが入っていた。
☆チラシに「妻の死に隠された巨大な陰謀…」なんて書いてあるので、ストーリーが半分以上わかってしまうのが残念だった。