アメリカ・バージニア州の田舎町に住む経験豊かな検死官・トミー(ブライアン・コックス)と息子・オースティン(エミール・ハーシュ)は、遺体安置所と火葬場を経営していた。
地元の保安官から緊急の検死依頼が入る。それは、3人が惨殺された家の地下から、後からもう一つ身元不明の女性の死体が見つかったので、今夜中に検死してほしいと運び込まれて来た。
息子のオースティンは彼女とデートの約束だったが、急ぎの検死だったので時間を遅くしてもらった。そして親子はいつも通り解剖を進めていくと、不可解な現象が次々に発生してきて…。
名古屋に怖いもの好きがこんなにいたなんて ! シネマスコーレ、ミッキーが時間ギリギリに入って「後2席です」と言われた。
何と言っても、スペイン・バルセロナの郊外のリゾート地・シッチェスで毎年10月に開催されるホラー映画の祭典「シッチェス映画祭」(一度行って見たい)で 審査員特別賞を受賞したホラーだから、名古屋初日の今日、来ないではおられなかった。
ピクッとも動かない(当たり前だけど)とっても美しい若い女性の死体ジェーン・ドウ(身元不明の呼称/ オルウェン・ケリー)。メチャクチャ美しい、いや、美しすぎる ❗️ 白い肌にはシミ、シワ、傷、タトゥーなど無しで、まるで生きているようだ。
会場満員のお客は、美しいままの死体から出てくる「不思議なこと」に打ちのめされているようだった。その展開の速度がダダダダッといくのではなく、親子の会話を軸にじんわ〜りと…。
東京の新宿シネマカリテ、名古屋シネマスコーレで公開中。是非、動かぬ美女と対面してほしい。