レネー・モーガン(ノオミ・ラパス)は、一人息子を持つシングルマザー。息子の教育も家事も頑張っている。
今日は、朝から洗面所で大きな蜘蛛を見つけて恐怖のあまり大声で叫んでしまったが、息子が慌てて起きてきて助けてくれた。
その日は息子を別れた夫に預けて、友だちに会いに行く予定で目的地に向かって運転していたが、途中で車が故障してしまった。それを見ていた男が寄ってきて直してくれると言うので頼むことにしたが突然襲われて……目が覚めてみると見知らぬ人たちに監禁されていた。
謎の隔離施設に監禁され、手足を縛られた彼女に待ち受けていたのは「生きている中でいちばん嫌いな物」を与え続ける人体実験だった。
怖いのはなんでもごされ!のミッキーだけど「気持ち悪〜い」のはノーサンキュー。と、言いたいところだけれど、あまりにも気持ち悪いので、その気持ち悪さの何分の一を文字にしてみたくなった。
ところでアナタのとって気持ち悪い生き物とは何ですか?
ミッキーは蛇。でもこの映画をみて、素直に答えてはえらい目に合うので、嫌いなものは「ビフィズス菌」とか「アメンボ」と言うことに決めた。(こんな経験は絶対しないと思うが)
そう、気持ち悪〜いけど妄想が広がるし、悪い後味もずっと残りそうで……ある意味忘れられない映画になりそうだ。
それにしても、どうやって家の中に隠しカメラを仕込んだのだろうか、どうやって人を選んでいるのか、なぜ、彼女だったのか、細かい設定が見えてこなかった。
☆この映画を観て、アレルギー治療で、身体にアレルギー反応を起こす食べ物を極少量ずつ与えて治していく方法があることを思い出した。