2017年04月17日

シドニーで映画三昧(16)『FRANTZ』

今晩が最後のシドニーご飯で、カルフォルニアロールをリクエストした。どんな有名レストランにも負けない娘の手作りカルフォルニアロール。エディ婿は日本食は大好き。だが、自分の家で出汁の匂いがたつのは嫌う。でも今日だけは味噌汁、チキンの照り焼きなどでおうちご飯。

というのも、こちらはイースター休暇でほとんどのお店が閉店しているからだ。街はいつもより静かだ。ミッキーは庭掃除、ガラス磨き、ゴミ箱の掃除を仕上げてから、おやつ時間に娘と一緒にホットクロスパン(イースターに食べるパン)と紅茶でゆっくりくつろいだ。

明日は早朝に空港✈️。

🎬『FRANTZ』フランソワ・オゾン監督

舞台は第一次世界大戦が終わったばかりのドイツとフランス。ドイツのとある町に住むアンナ(パウラ・ベーア)は戦争で死んだ婚約者フランツの墓参りに通う日々をおくっていた。彼女はフランツの両親と過ごしていて、静かに亡き人を偲んでいた。

そんな時、彼の墓に見知らぬ男が参っているのを知り、墓守りに聞いてみるとフランス人のようだと教えてくれた。

次の日、墓で彼を見つけ後を付けると義父の診療所に入って行った。義父はフランス人とみると追い出していた。アンナと義母は「息子がフランスに留学している時の友人ではないか」と思い、義父と相談して家に招くようになった。

彼アドリアン(ピエール・ニネ『イヴ・サンローラン』)はフランツの遺品のバイオリンを手に取り、美しい音色を奏でるが……。

話はドイツ、フランスにまたがる傷ついた男女の物語。モノクロの落ち着いた雰囲気とは裏腹に、アドリアンの罪悪感とアンナの喪失感が絡み合って、精神的には非常に複雑にできている。

オゾンのファンが多い日本だから公開されると思うが、監督さんの作風が「ガラリと変わった」と言える。しかし、ミッキーには後味の良い作品ではなかった。
posted by ミッキー at 03:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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