2017年04月12日

シドニーで映画三昧(11)『Toni Erdmann』

シドニーに来て早や2週間。こちらは秋〜冬に向かっていく。庭の木々から落ち葉が片付けても片付けてもどんどんたまっていく。木を切り倒したいくらいだ。

それと同時に寒暖の差が大きくなって、バスでも映画館でも咳をする人が多い。こちらでは重病人以外は😷マスクしない。重病人は出歩かないからマスクしている人は皆無。そこが日本と大違いだ。

今のところミッキーは元気だ。今までに日本の「あれ」が食べたいなど全くない。シドニーの🍏青りんご、イチゴ、洋梨と十穀入りのちょっと酸っぱい食パンと☕️があれば生きていける。

ここオーストラリアは☕️が美味しい。個人経営バリスタ店がたくさんあって選り取りみどり。だが、難点がひとつ、エキストラ、ホットと言わなけれはぬるいのが出てくる。これさえ言えば3回目あたりから「熱いコーヒー☕️のアジア人のおばあさん」と覚えてくれる。

覚えてもらうコツは同じ服を着ることだ。ここでは茶色ニットのチョッキを毎日着ている。いろいろおしゃれする気が常からないので三着を着まわししている。


🎬『Toni Erdmann』マーレン・アーデ監督/ドイツ、オーストリア/Chauvel Cinema

(3割想像)父親はどうも音楽好きな教師か、引退して地域の子らのミュージカルを教えている初老の男。人の目など気にしない「我が道を行く」男で、見た目は小汚いが人は良さそう。

この男が自分の娘が勤めている都会に様子を伺いに行くという話。

娘はかれこれ30歳過ぎで、いっぱしにバリバリやっていて上司の受けもいい。父親とは似ても似つかないすっきりとした美人だ。だがいっぱいストレスをかかえこんでいる。

この映画はバスに乗って行くが、図書館と同じ建物にある不思議空間。設えはミッキーが行く4つのところで一番。去年、ここで娘と『ブルックリン』を観た。

今年のアカデミー賞外国語映画賞部門のドイツ代表だった作品で、日本でも初夏に『ありがとう、トニ・エルドマン』という邦題で公開されるが、まあ、びっくりシーンが多いこと、多いこと。

書いてしまうと詰まらなくなってしまうのでここまでだ。

お客は後方に3人と前方にミッキー。笑ったり、静かな叫び声をあげてみていたら、帰り際に一緒に観ていた中年ご夫婦に何か笑顔で話しかけてくれた。

アイアム、ジャパニーズ、ノー、イングリッシュ、ソーリー、と言うと理解できました?という意味の言葉が返ってきた(はず)イエース、アンダースタンド、トー、ロング(150分くらい)、バット、グッド、ムービー。ラーフ&ハプニング&クラーイ と言うと旦那様の方がミッキーの勢いが凄まじい ? のか大笑いしていた。

奥様は、これもいい作品だったとかいって去年観た『幸せなひとりぼっち』En man som heter oveを指差したので、またまた話が弾んだ ? その後、同じ劇場で『セールスマン』も観て帰った。

posted by ミッキー at 15:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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