シドニーのスーパーマーケットでは間違って高くカウントすると、それがただになると言うのだ。「えぇ、それならば、けっこう高価なものをグルになってただもあり得ることない ? 」とミッキー。「たまたま、イチゴ3割引きがレジ機械にインプットされてなかったから、普通の売り物は間違えないようになってるんだよ」と呆れ顔。
🎬『嫌疑人X的献身』蘇有朋(アレック・スー)監督/中国/シドニー・イベントシネマにて。
街の中心部にある映画館。ここは中華街が近いためか本国と同時上映が時々ある。
去年、ここで観た『The Bodyguard /我的特工爺爺』サモ・ハン監督・主演の作品は『おじいちゃんはデブゴン』という邦題で5月末に日本公開される。
今回も東野圭吾の小説で映画化された『容疑者Xの献身』の中国リメイク版がかかっていた。
堤真一の高校数学教師をチャン・ルーイー、福山雅治の演じる天才物理学者・湯川学役にワン・カイ。
劇場は広〜いところに20人くらい。ワン・カイが出たり、ワン・カイの高校時代の若手俳優さんが出ると、高校生くらいの女の子のファンがキャ、キャと身をよじっているような不思議な声を出していた。出るたびに3人ぐらいが、キャ、キャ(なぜかキャッの小さいッがなくて)耳について集中できなかった。
事件が起きたアパートの感じがとっても良かった。ほとんど同じ設定になっていたと思うが、もう随分前なので日本に帰ったらすぐにでも見たくなった。確か、その年の邦画ベストテンに入れたと思う。