2017年04月07日

シドニーで映画三昧(7)『Sophie and the Rising Sun』

今日もシニア映画祭に。シニアは7ドルだが、若いもんは15ドルだから必然的に年寄りばかり。ミッキー同様、捨てていい入れ物に食べ物を詰めて休憩時にむしゃむしゃ食べている。

ここで驚いたことに、スキーのように二本の杖で歩いているご老人が3人もいた。けっこう楽に移動していた。日本ではあまり見ていないのでミッキーも将来 ? 真似てみたいと思った。

🎬『Sophie and the Rising Sun』マギー・グリーンウォルド監督

(半分以上想像)真珠湾攻撃から突入した、第二次世界大戦開戦時のアメリカの片田舎で、何かの理由で負傷して行き倒れなっていた日系のアメリカ人男性・グローヴァー・オオタ(山口貴史)と、白人女性の「恋」が描かれている。

どうもオオタは記憶もなくなっていて親切で心の広い白人の家庭で介抱される。だが、周りの目は非常に厳しい。

描くことが好きなオオタは川べりに一人で行って風景を描くことが唯一幸せな時間だったが、そこで同じ趣味の若い白人女性と出会い恋をする。

オオタを演じる山口貴史氏は『ラスト サムライ』『硫黄島からの手紙』にも出演していて、上品なお顔立ちと長身、そして、わかりやすい英語を話す俳優さんだった。

けっこうよくお見かけする女優さんが出ていたし、静かな映画だが「いろんな差別」を訴える力がある作品だった。日本人がでてるし、女性監督だから大阪アジアンとか、あいち国際女性映画祭にぴったりと思うミッキーだが……。
posted by ミッキー at 07:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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