2017年03月24日

迷った距離1万キロ 道案内はGoogle earth 4月7日公開『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』

昨日は『美女と野獣』の完成披露試写会だった。ドレスコードがあって黄色のものを身につけてという条件だったので、キャステルバジャックの黄色半袖シャツをきていった。会場まではもちろんショールと上着で隠したが、中では脱いで入った。

ところが8割は無視、あとの方は黄色いハンカチ、ショール、ビニールカバン、黄色いファイルなどたいして気にかけていなくて、ミッキーだけ浮いてしまった。

司会者の方が、前方の席に座っているミッキーに向かって、ドレスコードにご協力下さりありがとうございます といったので余計に恥ずかしくなった。こんなことは年甲斐もなく真に受けないほうがいいのか……😰

肝心の映画は、王子様、お姫様のおとぎ話的に展開するかと思いきや、ハッピーエンドに行き着くまでは、そうそう甘くは作っていなかった。だからこそ最後の❤️が強調されたと感じた。これ、シドニーで今上映されているので現地でも観てみたい。

🎬『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』ガース・ディヴィス監督/オーストラリア/119分/4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座他にて全国ロードショー公開

オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー(デヴ・パテル)には隠された過去があった。

1986年、インドで生まれたサルー(サニー・パワール)は5歳の時に兄の仕事を手伝っていたが、眠気に逆らえず駅に止まっていた列車で寝ていたところ、目覚めてみたら列車は動いていて、とうとう大都市コルカタに来てしまった。

言葉も通じなく行き着く先は孤児院。そこから、オーストラリア・タスマニアに住む養父母(デヴィッド・ウェンハム/🌟ニコール・キッドマン)の養子となって愛されて育ち、その後、養父母の元からメルボルンに出て、学業のために一人暮らしをしていた。

彼には同じ学生仲間ルーシー(ルーニー・マーラー)と交際していて、二人で友人のパーティーに行った。そこで赤い揚げ菓子(ジャレビ)を一目見るなり、兄に「買ってよ」とせがんだ記憶がよみがえって来た。それがきっかけで押しとどめていた感情が一気に噴き出して……。


数奇な運命をたどった原作者・サルー・ブライアリーさんが自らの体験を書き、それが映画化されたのが本作。いち早く主役にと名乗りでたのは『スラムドッグ$ミリオネア』『チャッピー』『奇蹟がくれた数式』で着実な成長を遂げているデヴ・パテルさん。監督やプロデューサーに是非ともやらせてほしいと懇願した。

彼の目に宿る憂いある光を見て、彼しかできない役と感じた。そして5歳のサルーを演じるサニー・パワール君がとても良かった。必死に叫んだり、じっと我慢したり、大声で泣いたり…役どころをしっかり理解して自身の中で消化している。

この子を選んだ監督の眼力に脱帽する。養父母や恋人に有名俳優さんを配役できたのは監督さんのお人柄じゃないかなと思う。



posted by ミッキー at 09:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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