近鉄の株主券を1600円で買って近鉄急行に乗って乗り換えを2回くらいして鶴橋に着くのがお昼前の予定。晩に用事があるのでそれまでに「未体験ゾーンの映画たち」をシネリーブル梅田で数本観られたらいいなと思っている。
🎬『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』アルベルト・ロドリゲス監督/スペイン
スペイン政府の秘密組織でテロリストの捜査に当たっていた元スパイのフランシスコ・パエサ(エドゥアルド・フェルナンデス)は、政府の裏切りによって財産を差し押さえられ、妻と引き離されていた。
再びスペインへと舞い戻ったパエサは、次期内務大臣と言われている治安警察所長だったルイス・ロルダン(カルロス・サントス)が大金を提示して驚くべき依頼をしてきた。
それは、国家の公金15億ペセタを横領した罪で裁判所に召喚される直前のロルダンは、パエサに金の秘匿と国外逃亡の手助けをしてほしいと頼みに来たのだ。
今から20年以上前に実際に起こった元スパイのフランシスコ・パエサと悪徳官僚ルイス・ロルダンの詐欺事件。1000の顔を持っているかどうか映画ではわからなかったが、騙し騙されがあまりにも速いテンポで展開するのでわからないところが多かった。勢いで最後まで居眠り💤なしで観たが、事件のことをわかっているスペインでは大ヒットしたらしい。
🎬『少女は悪魔を待ちわびて』モ・ホンジン監督/ 韓国
連続殺人犯・ギボム(キム・ソンオ)は証拠不十分のため、1人だけ立件でき15年間服役する。警察官だった父親を小さい時に、彼に殺され、目の前で息を引き取ったのを見ていた少女ヒジュ(シム・ウンギョン)は、父の同僚たちに支えられながら警察の雑用などをしていた。
ギボムに復讐しようと出所する日を待ちわびていたが…。
『怪しい彼女』のシム・ウンギョンが少女ヒジュを演じるが、働いている警察署ではちょっとおっとり気味で頭の働きが遅いふうにしていて、計画を練ったり、後をつけたりなどの時はまるっきり別人の顔を観せてくれた。
疲れがたまっていて、少しうとっとしたが、最初と最後が興味を引くシーンがたくさんあったので満足した。
☆犯人役のキム・ソンオさんのとんがったお顔が怖いけど味があった。