幼い頃に離婚した父親から「一夫一婦なんて悪だ!」と納得させられたエイミー(エイミー・シュ ーマー)。その影響か、恋愛はせずに一夜限りの関係と割り切り自由奔放に生きていた。
そんな中、上司・ダイアナ(ティルダ・スウィントン)からスポーツ音痴の彼女の「毒舌」がかわれて、スポーツ外科医のアーロン(ビル・ヘイダー)を取材して、スポーツ選手の内幕記事を書くように命じられる。
今までに付き合った男性とは違うタイプのアーロンとの出会いで、エイミーは考え見直して生きていこうと決心するが……。
映画で初笑いなんて、ちょっと遅いが、この作品には大笑いした。観たのは東京試写室だったが全員が笑っていたので遠慮なしだ。
最初の場面は、父親が娘二人に一夫一婦制のナンセンスさをどうにか理解してほしいと一生懸命説明するところ。それを、幼い時にインプットされた彼女。
でも同じ話を聞いていた妹・キム(ブリー・ラーソン/『ルーム』)は普通に結婚している。エイミーはパパっ子でケアハウスにいる父親を度々見舞っている。
脚本もキャスティングもバッチリで、おまけに本物有名スポーツ選手がたくさん登場。過激な上司ティルダ・スウィントンも楽しんでエイミーをいびっているようだった。