東京に暮らす平凡な一家・鈴木家は両親と息子とむすめの四人家族。ある朝起きてみたら、電気が止まっていた。そればかりかガスも水道も出ない。
鈴木家だけではなくてご近所さん全部だ。電話も電車も自動車、乾電池さえ使えない状態に陥っていた。どこにいってもこんな調子では仕方ないと1日様子を見ることにした。
翌日になっても、1週間たっても状況は変わらないままだった。突然、不自由な生活になってしまい困り果ててしまった。そんな中で父親の義之(小日向文世)がある決断をしたが…。
この作品を観る前にミッキーなりに毎日どんだけ非常時に対応できるか、生活を見直してみた。いつか来る、来る、と言われている大地震に備えても考えたいので、一生懸命模索してみた。
この映画で使えないないものに「乾電池」がある。なんで乾電池が使えなくなっているのか疑問だが、カセットコンロを点火するのに、乾電池が必要なものと必要しないものがあるそうなので一度調べてみたいが、乾電池が使えない状態になど、考えから外してみた。
水は大きなペットボトルに20本、カセットコンロ大小2個、カセット6個、ろうそく太いのが1本、懐中電灯各部屋にあるので4本……考え出したら頭が冴えて眠れなくなった。
矢口監督は、2003年の8月にアメリカとカナダで起こった大停電の(2日〜1週間停電で5000万人が影響した)映像を見てこの作品を企画したとか。
とにかく、平凡な鈴木家のサバイバル生活をご覧になってほしい。