2017年01月25日

ジョーンズ自由州を作った男 2月4日公開『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』

偶然よった古本屋で田辺聖子さんの「女の中年かるた」を100円で買った。その古本屋の近所のコーヒー屋で半分くらいするすると読んで、何度も声をあげて笑いそうになった。

中年と言ったら「もうあんたは中年ではない」と言われそうだが、気持ちは時として中年前だ。田辺聖子さんは映画『ジョゼと虎と魚たち』の原作者。この映画を何回も観た。5回は絶対観てる。

もっと買いたい本が100円で売っていたが荷物があったので諦めた。

ミッキーの小さい時の空想では、自分の家が寿司屋で両隣がお菓子屋と本屋だった。今は、物がほとんどない狭いアパートにひとり暮らしで、両隣が古本屋と喫茶店、近くに銭湯。時々娘や映友たちがお茶を飲みに来たり、何かくれたりするのを、空想している。

🎬『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』ゲイリー・ロス監督・脚本/アメリカ/140分/2月4日より新宿武蔵野館他にて全国順次ロードショー公開

南北戦争中の1862年。南軍の衛生兵として参戦したニュートン・ナイト(マシュー・マコノヒー)は、戦場まで訪ねてきて一緒の部隊に入りたいと言った甥のダニエルが目の前で銃弾に倒れるのを見て、その亡骸をどうしても故郷に埋葬してやりたいがために軍を脱走。故郷に戻ったニュートンだったが、住民たちは南軍に食べ物をとられたり家を壊されたりして、苦しめられていた。

その南軍のやり方に納得がいかない彼は、沼地の奥にある逃亡奴隷たちの隠れ家に行く。そこには脱走兵、南軍に資産を奪われた者たちが集まっていた。黒人と白人は平等であると考えるニュートンたちは「自由反乱軍」と名乗り南軍と戦い始める。

ジョーンズ自由州もニュートン・ナイトの名前も知らなかった。彼自身、白人であるが、貧しい農民でその境遇や差別は黒人奴隷と同じと感じていた。

南北戦争の派兵も20人以上の奴隷がいる農場の息子は戦争に行かなくてよいという決まりごとに納得いかず、南北のどちらにも属さない州を作ろうと闘った。

しかし、映画は彼の曾孫のデイビスの時代(1985年)になっても変わらない差別を受け、その裁判のシーンで、ニュートンの長い長い闘いがずっとミシシッピーの地で続いていたことがわかる。

ニュートンがジョーンズ自由州に掲げたのは
1 貧富の差を認めない。 2 何人も他人に命令できない。 3 自分が作った物を誰も奪うことはできない。
4 誰しも同じ人間である。なぜなら皆二本足で歩いているから。

観るべきというより「知るべき映画」だと感じた。


posted by ミッキー at 17:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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