2016年12月28日

東京映画三昧デー(2)今年、最後の映画になるかもしれない 『ストーンウォール』『ワイルド わたしの中の野獣』

おはようございます。昨日は7時には東中野アパートに帰ってきた。

昨日の朝の散歩で良さそうなうどん屋さんを見つけた。鍋焼きうどんを食べたが出汁も上品で野菜の切り方一つにしても配慮が行き届いていた。メニューを見ると、おじやも出しているところで600円と書いてあった。次はそれと単品で何か取ろうと、ちょっとしたことで嬉しくなった。

さあ、今日はひょっとしたら今年最終日になるかもしれない。明日はコミケ、その後余力があれば、これを観ようと予定はしてあるが、余力がなければ今日でおしまい。

30、31はつれあいと伊豆高原♨️……いいなぁと思っていただいても、ミッキーはきっと掃除や買い物をしなければならないので気乗りしない。わけはいろいろあるが気持ちが落ち込むから書かない……😠

新宿シネマカリテで、まず2本

🎬『ストーンウォール』ローランド・エメリッヒ監督/アメリカ/129分

インディアナ州に住むダニー(ジェレミー・アーヴァイン)は、高校3年生でもうすぐ卒業という日に、ゲイであることが知れ渡り、両親に見放され、恋人のジョーにも「無理矢理誘われて…」と言われて故郷を飛び出し、グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへやってきた。

偶然に会ったゲイのレイ(ジョニー・ボーシャン)に助けられてどうにか雑魚寝状態の部屋に住まわせてもらう。

彼はすでにコロンビア大学に受かっていて奨学金ももらえる状態だったが、授業料免除の用紙が実家に届いていて、それを送ってもらうのも電話口に出る可能性が低い妹が唯一頼みの綱だった。

そんな時に裕福な政治活動家のトレバー(ジョナ サン・リース・マイヤーズ)と出会う。

ローランド・エメリッヒ監督が1969年に起きた「ストーンウォ−ルの反乱」を基に映画化。本当は白人でなくて、黒人だったということで問題視されている作品だ。

やはりダニー演じる(ジェレミー・アーヴァイン)は見栄えの良い若者で、ゲイの影のようなものが見られない。

映画全体としては大味なところがあって、若者の成長物語といったところ。

🎬『ワイルド わたしの中の野獣』ニコレッテ・クレビッツ監督/ドイツ/97分

いつもバスで仕事場に行くアニア(リリト・シュタンゲンベルク)は、ある日、自宅マンションの付近に広がる森で一匹のオオカミを見つけた。オオカミは彼女をじっと見つめていたが森に入っていった。

嫌味で人使いの荒い上司ボリス(ゲオルク・フリードリヒ)にこき使われ冴えない日々を過ごしていた彼女だが、狼の野生的な目の光に、なぜか心をかき乱されていく。

彼女は、大層高い肉を与えたり、小動物(ウサギ)をエサ目的でペットショップで買ったりして、その狼を自分の部屋に入れるのに成功する。

これ、満員だった。観客は6割がた若い女性だった。よくこんな役を引き受けたと驚くぐらいだ。彼女は2DKほどの鉄筋アパートに住んでいて片方の部屋を丸ごと狼部屋にして壁に握り拳大の穴を開けて、エサを与えたり、様子を見たりしている。

散歩などさせることはできない。周りは妙な音や匂いで苦情が出たりするが、言い訳しながら暮らしていく。

次第に狼は慣れてくるが、それに反比例するかのようにアニアが野生化していくのだ。すごい物を観た満足感でいっぱいになった。会場は物音一つにしないで、観客全員が固唾をのんで観入っていた。

この2本を観てから一度アパートに帰って昼寝💤 夜7時から大森に行ってインド映画『カプール家の家族写真』を観た。これが今年最後の映画になった。


posted by ミッキー at 09:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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