2016年11月27日

11月25日公開『メン・イン・キャット』『シークレット・オブ・モンスター』

カチンコ『メン・イン・キャット』バリー・ソネンフェルド監督/フランス、中国/87分

北半球で一番高いビルを建てるという目的のために、家族との時間や社員の意見を無視して仕事一筋のワンマン社長トム・ブランド(ケヴィン・スペイシー)は、跡継ぎの長男のデヴィッド(ロビー・アメル)を頼りなく思い、まだまだ任せられないと頑張っていた。

そんなある日、妻ララ(ジェニファー・ガーナー)から、明日は娘レベッカ(マリーナ・ワイズマン)の誕生日ときいて、長年欲しがっていたネコをプレゼントすることにした。

大の猫嫌いな彼だったが娘が一番喜ぶものならと思って猫専門のペットショップに出かけたが、怪しげな店主パーキンス(クリストファー・ウォーケン)から「Mr.もこもこパンツ」と名前が付けられたネコを売りつけられる。

しかし、その帰り道、社員のイアン(マーク・コンスエロス)に雨の中、会社の屋上に呼び出され、会社のことで言い合いになる。そこに雷が落ちて社長とネコは転落してしまう。

社長は昏睡状態になったが、身体はベッドだが、心はネコに・・・。

文句なしの面白さだ!『セブン』からケヴィン・スペイシーのファンだ。香港美男スター・ダニエル・ウーさんと共演した『ジャスト・ア・ヒーロー』もよかった。

ネコの動きや演技はCGを使っている部分もあるが、表情は「ネコと社長(人間)」が合わさったように見えて面白い。

社長はもうじき死ぬと思い込んで、いろいろ目論む会社役員たち。先妻も子連れで病院や家に様子を見に来たり、落ち着かない社長(ネコの姿)。今の妻と娘が心から心配する姿に・・・。

展開は読めてしまうが本当に楽しかった。

カチンコ『シークレット・オブ・モンスター』ブラディ・コルベット監督/イギリス、ハンガリー、フランス/116分

第一次世界大戦が終戦を迎えた1918年。ヴェルサイユ条約を締結するためにフランスに来たアメリカ政府高官(リアム・カニンガム)は、美しく信仰心の篤い妻(ベレニス・ベジョ)、そして少女のように美しい息子(トム・スウィート)の3人家族。

息子は教会に集まる人に石を投げたり、部屋に閉じこもって食事を拒否したり、とにかく扱いにくい早熟な少年だった。両親も心配しているが忙しいので家庭教師や古くからいるお手伝いにまかせている。

彼の性格は次第に理解できないほどに歪み始めてゆく…。

期待はずれ !

予告にそそられて期待したが、少年からヒトラー(そうとは言っていないが)になるまでの真ん中部分がすっぽり抜けているので面白みが半減。

少年からモンスターに「変貌する」部分なんて全然なし !

これぐらいの生意気、わがまま、オマセ少年など、昔だってわんさかいただろうに、なんでこれが特異な子かわからない。

☆長年いたお手伝いさん役がヨランド・モローさんだった。この人だけに少年は心を許していたが、甘やかすという理由で解雇される。モローさんのふくよかなお身体からあふれ出る抱擁力だけが安らぎだったのに…。
posted by ミッキー at 01:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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