2016年11月21日

50年間の沈黙と669人の子どもたち 11月26日公開 『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』

今日から東京。有楽町朝日ホールで開催されるフィルメックス映画祭がメインだ。昨日の失敗3連発を危惧して1日2本ぐらいにしょうとスケジュールを組みなおした。

🎬『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』マティ・ミナーチェ監督/チェコ、スロバキア/101分/11月26日よりYEBISU GARDEN CINEMA他にて全国順次ロードショー公開

1930年代後半、第二次大戦開戦前のヨーロッパ各地ではナチスの台頭によって迫害を受けたユダヤ人難民が子どもたちだけでも安全な国に疎開させようと「キンダートランスポート」と呼ばれる活動が始まっていた。

銀行家であったニコラス・ウィントン(1909−2015)はチェコでその活動を行い、669人の子どもたちを彼の母国イギリスで里親を探した。彼が自身の資力で救ったのは669人の子どもたちだが、ニコラスは家族にもそのことは語らなかった。

50年経った1988年のある日、偶然に妻が古い一冊のスクラップブックを見つけたことによって明らかになった。

「英国のシンドラー」とまで呼ばれて、ノーベル平和賞候補にもなっていたニコラス・ウィントンのことは知らなかった。なんと106歳のご長寿で去年お亡くなりになった。

彼が沈黙していたのは活動の中で250人の子どもたちを救えなかった事実が、彼の心を痛め、後悔の念に囚われてしまったからだ。それ以後はこの活動から身を引いている。

映画の出来としては編集や音楽に難はあるが、彼の偉業をこの映画によって知り得たことに感謝したい気持ちでいっぱいだ。

☆最近、映画になった『くまのパディントン』の原作者マイケル・ボンドさんが、首から名札をさげてスーツケースを持ったキンダートランスポートでイギリスにやって来た子どもたちの姿にインスパイアされて創作したもの。
posted by ミッキー at 02:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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