2016年11月15日

あなたが教えてくれた本当の勇気 11月26日公開『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』

カチンコ『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』ピーター・ソレット監督/アメリカ/103分/11月26日より新宿ピカデリー他にて全国順次ロードショー公開

アメリカ、ニュージャージー州・オーシャン郡。20 年以上刑事として全身全霊をかたむけて仕事に打ち込んできたローレル(ジュリアン・ムーア)は、地元でも評判の女性刑事だ。実は彼女は同性愛者だが、相棒のデーン刑事(マイケル・シャノン)にも知らせていなかった。

そんなある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という自動車整備士の若い女性と出会い恋に落ちる。年齢も、生活環境も違う二人だったが、徐々に離れがたい関係になり、会ってから1年後に中古ではあるが郊外に一軒家を購入して一緒に暮らし始めた。

しかし、しばらくしてローレルが病に冒されていることがわかり、余命半年という宣告を受ける。ローレルは動揺しながらも、自分が亡くなった後、ステイシーがこの家で暮らし、遺族年金も受け取ることができるようにと郡政委員会に申請するが…。


『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーアと、この作品のプロデューサーとして製作陣に加わったエレン・ページ。この二人が恋におちる様子がリズミカルに描かれていて出だしはとっても幸せそうだった。

末期ガンとわかって遺族年金をパートナーにと郡政委員に訴えるところから、5人の委員や警察内部のレズビアンに対する蔑視がきつく彼女らを苦しめる。

しかしどんなに辛い状況であっても病床のローレルの意志は固く、「法」のあまりにも高いハードルに尻込みするステイシーを反対に励ますほどだった。

この申請が新聞の記事になったことによっていろんな人の協力を得て、ついに2006年1月に同性パートナーへの財産分与が認められ、同年10月には同性カップルに異性間の結婚と同じ権利が保証されるという判決を下した。

それと前後してローレルの命は消えていくが、最期まで諦めなかった彼女の勇気ある行動に頭が下がった。

☆この作品は、シンシア・ウェイド監督作品でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した『フリーヘルド』が基になっている。









posted by ミッキー at 21:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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