
ステラ(レベッカ・ジョセフィン)の姉カーチャ(エイミー・ダイアモンド)は、美しく将来を嘱望されているフィギュアスケーター。高校生とは思えないほど均整のとれた身体で、女の子たちの憧れの的だ。
妹も同じくスケートを練習しているが、おチビさんで太めのためにグループレッスンに回されている。どうして続いているかといえば、カーチャの指導の男先生に

父母もカーチャ中心でちょっと寂しいが、ステラもお姉ちゃんが大好きで自慢だから仕方ないわと、思っている日々だった。
そんなある日、食べたものをトイレで吐いている姿を目撃してしまったステラは、お姉ちゃんから絶対に秘密にしてと口止めされて……。
メ〜シネマとは、コロナ系列だけで上映されている作品で「厳選した極上映画を映画館で楽しみたい」と考える大人たちのために企画された。派手さはないけど深い味わいがある日本未公開作品を毎月上映している。この『マイ スキニー シスター』は主旨のとおり極上だった。ちょっと遠いけどもう一度観たいくらいだ。
妹役のおチビちゃんは、素敵なお姉ちゃんに対して「自慢でもあるし、嫉妬も感じる」 複雑な感情を幼いながらも(10歳くらい)驚くほど自然体で演じていた。
ずっとずっと前の東京国際映画祭でアビゲイル・ブレスリンちゃんが『リトル・ミス・サンシャイン』で最年少で主演女優賞を獲得したがこれに匹敵する。太めのおチビちゃんというところも似ている。
☆来月のメ〜シネマはミッキーお待ちかねのウィル・スミス主演の『コンカッション(脳しんとうという意味)』これ、ウィル・スミスさんがお医者さん役でスポーツ選手の脳を調べるという役柄。