2016年08月20日

大きな役を背負ったリトル・ボーイ 8月27日公開『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』

🎬『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』アレハンドロ・モンテヴェルデ監督/アメリカ/106分/8月27日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次ロードショー公開

第二次世界大戦下、カリフォルニア州の小さな漁村に住む8歳の少年ペッパー(ジェイコブ・サルヴァーティ)は、背が低く「リトル・ボーイ」と友だちからあだ名をつけられてからかわれていた。

楽しみは大好きな父親(マイケル・ラパポート)との空想ごっこ。兄のロンドン(デヴィッド・ヘンリー)は徴兵されるが、扁平足という理由で徴兵検査に引っかかり、代わりに父親が戦場に駆り出されることになった。

しばらくして、父親がフィリピンで日本軍の捕虜のなったという知らせが届く。

ペッパーは心配のあまり一週間何も食べようとせず落ち込む様子に、母親のエマ(エミリー・ワトソン)はマジックショーに連れ出す。そこで観客から選ばれたペッパーは念力でビンを動かすことに成功する。それは仕掛けのあるマジックであったが……。

日米両国の人に是非観ていただきたい作品。広島に落とされた原子爆弾の名が「リトルボーイ」。(ちなみに長崎の原子爆弾の名は「ファットマン」)

背がなかなか伸びない少年リトルボーイと「リトル・ボーイ」の話の結ばれ方がうまく構成されていた。

少年が父を思うあまりに無茶な行動をする。それを戒めるトム・ウィルキンソン演じる司祭が少年に「これを実行すれば、君の願いが神に届くかもしれない」と6つ行いを書いて渡す。その時に一つ余分に書いたのが「日系人のハシモトに親切に」だった。

・飢えた人に食べ物を
・家無き人に屋根を
・囚人を励ませ
・裸者に衣服を
・病人を見舞え
・死者の埋葬を
そして、・ハシモトに親切に、だ。少年は素直に実行していく姿に、戦争のどさくさの中でも良識ある考えの大人に巡り会えた幸運を、まるで少年の母親や祖母になった気持ちで映画を観ていた。

☆難しい展開ではないので小学生高学年の子もきっと理解できると思う。
posted by ミッキー at 22:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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