2016年07月26日

消されたスクープ 8月5日公開『ニュースの真相』

🎬『ニュースの真相』ジェームズ・ヴァンダービルト監督/オーストラリア、アメリカ/125分/8月5日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー公開

2004年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が再選を目指していた頃、CBSテレビ局の女性プロデューサーのメアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)は、ダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)が司会をする看板番組「60ミニッツU」で「ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑」をスクープした。

そのニュースはアメリカ全土で大反響したが、その証拠文書が偽造ではないかと指摘され、名司会者ダン・ラザーやメイプス、番組スタッフは世間から大きな批判を浴びる。


『ブルージャスミン』で痛々しい勘違い女を演じ、アカデミー主演女優賞を獲得したケイト・ブランシェット。まるで着ていた洋服をサラッと着がえるように、この新作では世間の批判を浴びながらも「真相」を追い求める闘う女性を力強く演じていた。

スクープから一転してどん底の批判を浴びるが、信念と、仲間や家族の協力でなんとか闘い抜いている姿は、ジャーナリストが常に抱えている「恐さ」を感じた。

もし「真相」があばかれ、ブッシュ大統領再選にストップをかけられたとしたら……今、どんなアメリカになっていたかと考えてしまった。

ひとつのスクープが大きな変化と大きな「危険」の両面があるジャーナリストの世界を丁寧に描き切っている。
posted by ミッキー at 22:12| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
プロフェッショナルの完敗、ならばアマチュアなら

マスメディアは正義になり、市民の支持を得て、
組織に利益をもたらすようになりました。
組織に利益をもたらすために、マスメディアは
プロジェクトになりました。
プロジェクトとなったマスメディアには、納期、
品質、コストという制約条件が課せられる
プロフェショナルになりました。
納期、品質、コストという制約条件を満たすこと
は大変ですし、プロフェッショナルでさえ、
国家権力に完敗しました。

この構図は変えられない。
キャリアは関係ない。

アマチュアには、プロジェクトという制約条件はない。

今はインターネット時代です。
国家権力やプロフェショナルだけが情報を発信できる
時代ではないです。
個人が自由に情報を発信することができる時代です。

俺はプロフェショナルになる気はない。
どんな奴でも思う存分、自由に情報を発信できる
インターネットのほうが魅力的だ。

俺にとって、真相を公開することは「夢」だ。
真相を公開することに抵抗を感じる様なら、それは驕りと甘えだ。
真相を公開することにスタイルは必要ないぜ!
Posted by ノリック007 at 2016年08月08日 07:57
ノリック007様。

毎日、飽きもせず拙い映画感想を載せています。お目にとまって、嬉しく思います。
コメント、ありがとうございました。
Posted by ミッキー at 2016年08月09日 09:30
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