2016年07月15日

ブラジル版「ミュージック・オブ・ハート」8月20日公開『ストリート・オーケストラ』

🎬『ストリート・オーケストラ』セルジオ・マシャード監督・脚本/ブラジル/103分/8月20広がるよりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次ロードショー公開

60年の歴史を誇りる南米最高のオーケストラのサンパウロ交響楽団のオーディションに落ちたヴァイオリ二ストのラエルチ(ラザロ・ハーモス)は、生活のためにサンパウロ最大のスラム街・エリオポリスの公立学校でオーケストラ指導を始める。

だが、生きて行くだけで精一杯の生徒たちにとって、クラシック音楽など身を入れて練習する生徒はいないも同然で、楽器の持ち方も、楽譜も読めないというありさまだった…。


この作品を観て思い出したのがメリル・ストリープ主演の『ミュージック・オブ・ハート』。メリル・ストリープがバイオリンの指使いや弓の上げ下げなど、本当に細かい手の動きを小さな子に指導するシーンを思い出した。

小さな子どもだから名だたる名曲は弾いてなかったが、それが自然だったので納得出来た。それに引き換え、新作のブラジル映画は、楽器を弾くことなどもってのほか、生活することすら危うい環境の中で、どうにかオーケストラとしての形を整えていく過程が、足りないように感じた。

皆、あんなに下手だったし、楽器の持ち方もぎこちなかったし、演奏するのが好きっていう感じではなかったのに、急に大きな曲をものにしている。そんなことは、弦楽器では考えにくいこと。

飛び抜けてうまい子が1人2人、たとえ10人いてもオーケストラで大きな曲を演奏するなど、所詮無理なことだ。小さい時からバイオリンを弾いていたミッキーには、そういう点が物足りなかった。

だが、オーケストラとして練習するうちに、いくら下手であっても「気持ちをあわせる」「他の楽器のパートに耳を傾ける」は「協力する」「他人に意見を聞く」に繋がっていくと思うので、そういう点では意義があった作品だった。




posted by ミッキー at 23:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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