2016年05月24日

みんなは悪い事したことないんですかぁ ? 6月25日公開『日本で一番悪い奴ら』

昨日の暑さは真夏の予行練習のようだった。もう日傘は手放せないし、水、塩飴、汗拭き必ず持参しないといけない。ミッキーはもう一つぬれティッシュも欠かせない。映画館の椅子の腕を乗せるところがねちゃっとするのがたまらなく嫌で、必ず拭くようにしている。

暑くなると、館内は冷房が強になって急激に冷え込むから上着やレッグウォーマーも重宝する。

さあ今日作品は冷房がきいていなくても寒気がする警察内部の実話。北海道で起こった日本警察史上最大最悪の不祥事「稲葉事件」を元につくられている。

🎬『日本で一番悪い奴ら』白石和彌監督/135分/6月25日より新宿109シネマズ、名古屋109シネマズ他にて全国ロードショー公開

大学時代の柔道部での腕がかわれて 柔道特別訓練隊員として採用され北海道警・刑事となった諸星要一(綾野剛)は二十代後半で現場に配属された。たたき上げの刑事たちの中で右往左往する日々をおくっていた。

そんな諸星に声をかけてくれたベテラン刑事・村井(ピエール瀧)は「刑事として認められたいなら、犯人を挙げることだ。そのためには裏社会の協力者S(スパイ)を作れ」と教えられた。

言われるがままに裏社会と接触する諸星。「正義の味方、悪を絶つ」の信念でヤバすぎる捜査にも手を染めるようになるには、さほど時間はかからなかった。

この作品を観て、同じような映画があったことを思い出した。約10年前の『ポチの告白』だ。監督は高橋玄で主演は菅田俊。3時間以上の長編だった。監督は「日本最大の暴力団は警察で、裁判官、検察はその身内だ」と言い切っている。(もう一度観たくなった)

それが裏付けられたのが、この『日本で一番悪い奴ら』。出てくる方々はほぼ全員人相が悪い。笑っていても目はありありと悪巧みしているようだ。

この中でいっぱしの刑事に成り上がっていく諸星にとって、なにが正義か悪なのかあいまいになってくる。 どんどんと悪に染まっていく綾野剛の演技力で、ミッキーも善と悪、現実と虚構の間で翻弄されながら観入ってしまった。

☆映画館でこの予告を3回ほど観たが上手くできていた。綾野剛が自暴自棄になって警察官がいならぶところで「みんなは悪いことしたことないんですかぁ」と叫ぶシーンがいい。
posted by ミッキー at 06:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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