2016年05月16日

めんどくさいから、殺していいですか? 5月28日公開『ヒメアノ〜ル』

🎬『ヒメアノ〜ル』吉田恵輔監督/99分/5月28日よりTOHOシネマズ新宿他にて全国ロードショー公開

ビル清掃のバイトをしている25歳の岡田(濱田岳)は生活に不満も不安も感じていたが、根が真面目なので変わりばえしない毎日を過ごしていた。

そんな時、仕事場の先輩の安藤さん(ムロツヨシ)が「オレは毎日、恋をしている」と嬉しそうに語っているのを聞いて驚く。先輩は言うだけではなくて、とあるカフェに連れてってくれた。

そのカフェで働くユカ(佐津川愛美)という名のとても可愛い女の子が恋のお相手で、付き合っているわけでもなく、ただチラチラと「見てるだけ」で「僕の天使・・・」などと一人で熱を上げている。でも幸せそうだ。

そんな安藤さんが困り顔で「あそこに座っている金髪の変な男も、どうもユカちゃん目当てらしい」と言うので、ふとカフェの外テーブルでタバコをふかしている男を見ると、偶然にも岡田の高校時代の同級生・森田(森田剛)だった。

岡田は早速、外に出て森田のところに近寄り「ひさしぶり」と挨拶し連絡先などを教えあった。高校時代とは雰囲気が違うが紛れもなく森田だった。

その森田と岡田が話すのを見たユカは、岡田が一人になった時に声をかけてきた。「あの人とお知り合いですか、あの人が来るようになってからおかしなことが度々起きて・・・」と打ち明けられた。

ユカから話しかけられたと安藤さんに話すと「頼むから、付き合っている人がいるかどうかだけでも聞いてくれ」と頼まれる。

ユカちゃんからは困りごとを打明けられたり、安藤さんから頼りにされたり、他人事とはいえ悪い気持ちではない岡田だったが・・・。


『机のなかみ』の吉田恵輔監督がここまで「どす黒い」作品を作るとは思ってもみなかった。脚本も◎、観ていて「?印」は一回も頭に浮かばなかった。

俳優さんたちの人選が端役に至るまで「今までずっとそうしていた」「いつもと変わらない生活をしている」と感じさせてくれた。

監督さんの初長編『机のなかみ』を観た時に「この監督さんはきっと成長する」と感じて、『純喫茶磯辺』でちょっとがっかりして、『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』『麦子さんと』『銀の匙〜』でまあまあかな?などと(偉そうに・・・すみません)思っていたが、この『ヒメアノ〜ル』で「お見事!」と叫ばせてもらった。映像的なセンスもいい!

ストーリーは書くまい。といっても原作がカルト的人気がある古谷実の漫画だから読んでいらっしゃる方は知っているのだが、このミッキーが試写で観て驚いて、書くに書けない「絶対に読んではいけない漫画の原作映画5月21日公開『シマウマ』など、ミッキーが疎い漫画の世界は計り知れないと感じるこの頃だ。
posted by ミッキー at 07:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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