2016年04月27日

神の采配か 5月28日公開『或る終焉』

🎬『或る終焉』ミシェル・フランコ監督/メキシコ、フランス/94分/5月28日よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー公開

デヴィッド(ティム・ロス)は、終末期患者の看護師をしている。別れた妻と娘とは、息子ダンの死をきっかけに離婚して今は一人暮らし。

彼は患者の在宅看護と自身の体力を保持するためにジムにかよったり、ジョギングをしたりする以外は、患者に寄り添って親密な関係を築こうとしていた。

ある日、デヴィッドは、末期がんで苦しむマーサに安楽死をして欲しいと頼まれるが、患者さんの苦しむ姿に大きく揺れ動く気持ちと、彼自身が抱える暗い過去の「ある出来事」との狭間で、彼のとった行動は…。

『海の上のピアニスト』のティム・ロスが患者さんに親身になってお世話する姿に「嫌な顔一つしないで、どうしてこんなに親身になれるのだろうか」と感じた。

汚物の処理はもちろんのこと、要求に応じてポルノを家族に内緒で見せてあげたりと本当に親身になっている。

ポルノが見つかって、一方的に首になっても、その家に行って、引き継ぎの介護の人に様子を聞いたりもしている。

そんな彼の過去が徐々に浮き彫りにされていくが、彼の心の痛みの裏返しがそうさせていたのかと納得できた。

重要な展開部分は触れていない。是非とも劇場で確かめていただきたい。

監督さんは『父の秘密』のミシェル・フランコ。
posted by ミッキー at 07:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: