2016年03月15日

確かな愛と信頼で結ばれている2人 3月12日公開(名古屋は4月30日)『人生は小説よりも奇なり』

🎬人生は小説よりも奇なりアイラ・サックス監督/アメリカ /95分  3月12日からシネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショー公開(名古屋は伏見ミリオンにて4月30日公開

ニューヨークのウェスト・ビレッジに住んでいるゲイカップル・ベン(ジョンリスゴー)とジョージ(アルフレッド・モリーナ)は出会って数十年たっていた。2011年に同性婚が合法となり、やっと小さな結婚式をあげることができた。

喜びもつかの間、音楽教師のジョージはゲイであることを理由に、学校をクビになる。校長は「正式に結婚したなら、かばいようがない」と言う。

パートナーのベンは画家で、経済的な基盤は教師の給料だったことから、住んでいたアパートを出ないとやっていけない状態になってしまう。親しい友人や家族と相談するが…。

ここはニューヨーク。家賃も高く、他の家だって余分な部屋はない。数日ならいざしらず、これから適当な住まいが見つかるまでとなると誰しも即座に「OK!」とは言えない。

それに、2人一緒も無理。そんなこんなでベンは姪っ子(マリサ・トメイ)のところに行き、ジョージはゲイの友人宅に行くことになる。

だが、2人は別々に暮し始めて、自分たちがどんなに幸せだったか、他人の家庭が幸せに見えても、いろんなことがあるんだとわかってくる。

ベンは姪っ子の長男が高校生ぐらいで、その子と同じ部屋。それも二段ベッドで夕方五時か六時じゃないとはいれない。ジョージは毎夜毎夜のドンチャン騒ぎのパーティーで落ち着けない。

頻繁に電話して情報を交換するが、家人がいて言いにくかったり、パーティーのやかましさで電話がきこえなかったりでかわいそうだった。たまに会って、いっぱい話したいことがあるのに、会うとじっと見つめあう二人。別れ際に隠れてそっとキスをするぐらい。

年配のゲイ同士が、まるで苦労を重ねた夫婦のように確かな愛と信頼とで、落ち着いた雰囲気の作品になっていた。

☆この作品は去年、娘の住むシドニーから歩いて10分の単館映画館でみたもの。原題は『Love Is Strange』。邦題の人生は小説よりも奇なり試写状が手元に来た時、まさかこの映画とは思わなかった。ちょっと首を傾げる邦題。

posted by ミッキー at 03:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: