🎬『女が眠る時』ウェイン・ワン監督/日本/103分
新作に行き詰まっている作家の清水健二(西島秀俊)は、1週間の休暇を編集者の妻・綾(小山田サユリ)と伊豆の高級リゾートホテルに来た。
一日目、プールサイドで不思議なカップルの初老の男・佐原(ビートたけし)と若く美しい女・美樹(忽那汐里)が気になって目が離せなくなった健二。その日からホテル内で2人を見かけるたびに後をつけ、部屋をのぞき見するようになって…。
会場は20人くらい。初日初回9時半だからこんなものかな。たけしのファンだろうか、中年おじ様がちらほら。
一言で評すれば「もやもや、はっきりわからん」映画だった。
このスランプに陥った小説家夫婦は倦怠期で、妻はどうも「全て」を計画して「夫のやる気」を起こさせようとしているのか?と思ったが、ある事件で警察まで来ているから…「さっぱりわからない」😓情けない。
☆ロケ地の伊豆の緑、高級リゾートホテルなどは、一度行ってみたくなった。
新作に行き詰まっている作家の清水健二(西島秀俊)は、1週間の休暇を編集者の妻・綾(小山田サユリ)と伊豆の高級リゾートホテルに来た。
一日目、プールサイドで不思議なカップルの初老の男・佐原(ビートたけし)と若く美しい女・美樹(忽那汐里)が気になって目が離せなくなった健二。その日からホテル内で2人を見かけるたびに後をつけ、部屋をのぞき見するようになって…。
会場は20人くらい。初日初回9時半だからこんなものかな。たけしのファンだろうか、中年おじ様がちらほら。
一言で評すれば「もやもや、はっきりわからん」映画だった。
このスランプに陥った小説家夫婦は倦怠期で、妻はどうも「全て」を計画して「夫のやる気」を起こさせようとしているのか?と思ったが、ある事件で警察まで来ているから…「さっぱりわからない」😓情けない。
☆ロケ地の伊豆の緑、高級リゾートホテルなどは、一度行ってみたくなった。
☆『スモーク』『地上より何処かで』『千年の祈り』の監督さんで期待したが、細かい演出がおざなりになっている部分が多々あった。
🎬『虹蛇と眠る女』キム・ファラント監督/オーストラリア、アイルランド/111分
オーストラリアの砂漠地帯にあるナスガリという小さな町が舞台。この地にキャサリン(ニコール・キッドマン)とマシュー(ジョセフ・ファインズ)の一家が引っ越してくる。
ある夜のこと、夫婦の2人の子供たちが忽然と姿を消してしまう。この砂漠の暑さの中で耐えられるのは2、3日。子供たちの命を心配して、警官のレイ(ヒューゴ・ウィーヴィング)ら地元警察は大規模な捜索を行うが、手がかりはなかった。
そんな中、夫婦に疑いの目が向けられていく。一家には明るみにできない事情でこの地に引っ越して来たのだった。
単純なお話だが、オーストラリアの広大な砂漠の岩場に、朝日、夕日が赤々と射すとギラギラと何色にも輝く様は、まさしく「虹蛇」のようで不気味だった。資料がないので「虹蛇」と感じたことが間違いかもしれないが、その岩場の奥深くに何かひそんでいるように思えた。
ニコール・キッドマンはオーストラリア出身の方で、ミッキーが毎年行くシドニーでは、彼女が一度でも来店した喫茶店などは、それだけで有名になっている。
美しいニコール・キッドマンだが、この作品では美しさは「普通レベル」だ。憔悴しきっている。ミッキーはこれが一番気に入っている点だ。
監督さんは長編劇映画初作品のキム・ファラント。これからが楽しみだ。