🎥『ディーン、君がいた瞬間(とき)』アントン・コービン監督/カナダ、ドイツ、オーストラリア/112分/東京は上映中、名古屋1月30日公開
1955年、アメリカ。写真家集団マグナムの正会員の若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)は、世界をアッと言わせる写真をと野心を燃やしていた。
偶然、スターたちの集まるパーティで、一人ぼっちの無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)と立ち話をした。若者どうし話が合い「エリア・カザンの新作試写に来ないか」と誘われる。
彼は試写で『エデンの東』を観て、大スターになることを確信して、「LIFE」に載せるために密着撮影を願いでるが…。
DVDで「理由なき反抗」を見てから『ディーン、君がいた瞬間(とき)』を観たので、深く作品に入り込めた。
伝説のジミーを演じるデイン・デハーン、彼がどんなに辛い思いで努力したかと思うと痛々しくも感じるが、努力の成果は十分にあったと思う。
彼の「到底演じ切れない」というもがきがジミーの当時の思いと重なり合って見えた。
☆この作品は東京では公開が12月19日からで、名古屋は来年。こんな時ベストテンはどうなるのか?