今日から東京。今年最後の映画祭、イスラーム映画祭と中国インディペンデント映画祭をみる為に上京。
二つとも見逃せない映画祭なのに、日にちがほぼバッティングしているのが悔しい限りだ。
🎬『禁じられた歌声』アブデラマン・シサコ監督/フランス=モーリタニア/97分/2014年
マリ共和国の古都ティンブクトゥからそう遠くない村で、少女トヤは両親と共に幸せに暮らしていた。しかし、村はいつしかイスラム過激派に支配され、タバコ、音楽、サッカーも禁じられてしまう。そんな不条理な生活の中、トヤの家族はティンブクトゥに避難する。
イスラム過激派の非常な命令や弾圧に苦しみ、抵抗する人々の姿を追っている。歌うことも踊ることも大好きな民族にとって、生活の大部分を占める「お金もかからない楽しみ」の音楽を禁止とはどんな理由からだろう。
二つとも見逃せない映画祭なのに、日にちがほぼバッティングしているのが悔しい限りだ。
🎬『禁じられた歌声』アブデラマン・シサコ監督/フランス=モーリタニア/97分/2014年
マリ共和国の古都ティンブクトゥからそう遠くない村で、少女トヤは両親と共に幸せに暮らしていた。しかし、村はいつしかイスラム過激派に支配され、タバコ、音楽、サッカーも禁じられてしまう。そんな不条理な生活の中、トヤの家族はティンブクトゥに避難する。
イスラム過激派の非常な命令や弾圧に苦しみ、抵抗する人々の姿を追っている。歌うことも踊ることも大好きな民族にとって、生活の大部分を占める「お金もかからない楽しみ」の音楽を禁止とはどんな理由からだろう。
女は靴下や手袋を常に身につけるようにと指示があり、露店の魚屋の勝ち気な女性が「手袋つけて魚はさばけない!」と役人に食ってかかっていた。
昔、トンブクトゥは芸術が豊かに花開いた歴史ある地と知られていたところ。過激派の恐怖政治が人も文化をも抹殺されていく様を描いていた。
2015年フランス・セザール賞7部門を受賞した作品だが、複雑な国々の情勢など難しい点が多く、ゲストの「ンボテ★飯村氏」の説明がなければ消化不良になるところだった。