2015年12月06日

フランス新星誕生! 12月19日公開『あの頃エッフェル塔の下で』

🎥あの頃エッフェル塔の下でアルノー・デプレシャン監督/フランス/123分/12月19日Bunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー公開

外交官で人類学者のポールマチュー・アマルリックが長い外国暮らしに区切りをつけてパリに帰国しようとしたところ、パスポートをめぐってトラブルになる。

取調べが進むうちに彼は高校時代に親友のマルクソ連行った時のことを思い出す。イスラエル支援のマルクを助けるためにポールは自分のパスポートを差し出してしまい、彼は盗まれたことにして再発行をしていたのだ。


その事件を発端にして、幼い頃に精神を病んで亡くなった母、そんな妻から逃げ腰だった父親との確執、地元でめぐり合ったエステルルー・ロワ=ルコリネとの恋ポールの脳裏に蘇ってきた。

アルノー・デプレシャン監督さんの『クリスマス・ストーリー母の病気を機にクリスマスにひさしぶりの再会を果たした家族の物語カトリーヌ・ドヌーヴマチュー・アマルリックが出演』は観ているが、『そして僕は恋をする』は20年前の作品で観ていない。

きっと誰しも青春の1ページにこんな💖思い出があると思う。ミッキーも昔々、ないわけではないが過ぎ去ったことは性格上思い出しもしない。今は疎遠夫婦?だが、やっぱり結婚してくれた主人が一番。

だからこの作品を観て、今さらなんじゃい!それが青春だよ!と言いたかった。ポールは未だに恋愛=結婚には至っていない。始まりのシーンで出てくる恋人とも別れている。過去のロマンス振り返るポールだが、これからどうするのか、どうなるのか、10年後、20年後が知りたくなった。

ポールの若き日を演じたカンタン・ドルメールや恋人のルー・ロワ=ルコリネ、そして個性的なポールの妹デルフィーヌを演じたリリー・タイエブの3人が魅力的だった。
posted by ミッキー at 11:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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